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dynabook AZ65/Fの実力をベンチマークでチェック

自宅やオフィスでマルチに活躍するオールマイティーな15.6型ノートPC

2018年11月03日 10時00分更新

文● 柴田尚 編集●八尋/ASCIi

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「dynabook AZ65/F」

 15.6型のフルHDディスプレーにBlu-ray Discドライブ、オンキヨーと共同開発した高音質サウンドが楽しめるスピーカーを搭載している東芝クライアントソリューションの「dynabook AZ65/F」。デジタルエンターテインメントを楽しむにはぴったりの1台だ。ウェブオリジナルモデルのため、直販サイト「東芝ダイレクト」で販売されており、家にいながらにして注文できてしまうというのもうれしいポイントだ。

 東芝ダイレクトではCPUやストレージのカスタマイズができるが、試用したのは、CPUにCore i7-8550Uを、ストレージに512GB SSDを搭載するなかなかのハイスペックモデル。、GPUはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックス 620を採用している。今回は、dynabook AZ65/Fの実力を各種ベンチマークで計測してみる。

 まず、PCMark 10で総合力を計測。総合スコアでは3506と、ノートパソコンではなかなか高い数値となった。細かくみていくと、Essensialsというソフトの起動やブラウザーの描画速度を表す項目でも7137というかなり高い数値が出ている。加えてProductivity、つまりWordやExcelといったアプリケーションの実効速度をみると、5970とこちらも悪くない数値となった。

 3Dグラフィックスや画像や動画の編集能力を表すDigital Content Creationは、2747と低めだが、ホームノートとしては前者2項目のスコアの方が重要なので、十分な結果といえる。

PCMark 10の結果

 CPU単体の性能を計測できるCINEBENCH R15では、CPU総合が514cb、シングルコアで160cbという数値。モバイル向けCPUとしては高い数値で、ウェブブラウジングしながらOfficeを使って作業するなど、負荷が高い作業でなかればマルチタスクも快適にこなせるだろう。

CINEBENCH R15の結果

 CrystalDiskMarkでストレージ速度の結果をみてみると、SSDらしい結果が出た。容量が足りないと感じるのであれば、東芝ダイレクトで購入する際にSSDを1TBにしたり、2TB SSHDへの変更も可能である。ただ、筆者の個人的な感想では、ストレージはSSDのままにしておいて高速アクセスの恩恵を受けつつ、USB接続のHDDをデータストレージとして活用して容量を確保するといった形のほうが、ホームノートには向いてるのではないかと思う。

CrystalDiskMark 6.0.1の結果

 次は、グラフィックス機能の性能をみるため、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」をチェック。グラフィック設定を「標準品質」、解像度を「1920×1080ドット」、表示方法を「フルスクリーン」にしたところ、スコアは4491(普通)となり高解像度でも遊べるようだ。さらに、グラフィック設定を「最高品質」、解像度を「1280×720ドット」に変更すると、スコアが5442(快適)となった。このあたりは、好みや状況に応じて変更するといいだろう。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフトの結果

380

 もう少し重い3Dゲームのベンチとして、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」をみてみよう。色々な設定で試してみたが、遊びやすそうなのは「1280×720ドット」で、「標準品質(ノートPC)」、「フルスクリーン」ではないかと思われる。この場合のスコアは2919で「やや快適」になった。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークの結果

 dynabook AZ65/Fは、スタンダードなノートパソコンしては十分な実力を持っているのがわかった。一般的な用途であればホビーでもビジネスにも対応でき、メインマシンとして活用するには問題ない実力を持っている。家庭にあれば、家族全員が思う存分使え、ホームノートとしてはぴったりの1台といえるだろう。

Room1048/東芝ID会員(無料)なら、直販価格12万6144円から!

 東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。「dynabook AZ65/F」(Office付)の場合、東芝ダイレクトの直販価格は18万6840円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は12万6144円(11月2日現在)からとなっている。512GB SSD搭載モデルも14万4504円(11月2日現在)からだ。

 このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!

試用機の主なスペック
機種名 dynabook AZ65/F
CPU Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ Blu-ray Discドライブ
サウンド 2way 4speakers(インテル ハイ・デフィニション・オーディオ準拠)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、有線LAN端子、SDカードスロットなど
サイズ/重量 およそ幅379mm×奥行き258mm×高さ23.7mm/約2.4kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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