メディアコンテンツファクトリーは11月1日、オンライン診療サービス「MediTel」の運用をNTTドコモから引き継ぎ、導入費・月額利用ともに無料で提供開始した。
MediTelはドコモの新規事業創出プログラム「39works」による開始されたサービスで、スマホアプリを用いてオンライン診察予約や医師とのテレビ電話による診察、クレジットカードによる診察料の決済のほか、自己管理用に日々の健康データを蓄積することが可能。医師は遠隔で健康に向けたアドバイス、テレビ電話による診察などが実現でき、オンライン診療をより簡単に行なうことができる。
今回、オンライン診療の本格的普及を目的として、システム導入費と月額利用費を無料に設定(医療機関にはクレジットカード決済手数料が発生)。加えて患者側のサービス利用費も無料とする。これにより、病院・クリニックは初期負担を抑えてオンライン診療システムを導入でき、通院患者にもオンライン診療のメリットを広く提供することが可能になるとしている。
スマホアプリでは予約から診察、決済まで行なうことが可能なほか、体重や血圧、血糖値などのヘルスデータを入力して健康管理する機能も備える。