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マルチに活躍する高コスパGTX 1060搭載15.6型ノートPCでVTuberに挑戦

2018年11月02日 11時00分更新

文● 周防克哉、編集●八尋/ASCII

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ベンチマークで実力をチェック
平均的に高めの性能

 m-Book Tシリーズに搭載されているCore i7-8750Hは、従来のHQ系に相当するモバイル向けCore i7の最上位CPUだ。第7世代の4コア/8スレッドから進化し、6コア/12スレッドで動作する。ベースクロックは2.20GHzで、Core i7-8700HQの2.80GHzよりも低くはなっているものの、ターボブースト時にはCore i7-8700HQの3.80GHzよりも高い4.10GHzで動作するようになっている。コア数が1.5倍になっているため、平時には抑えめで消費電力や発熱をおさえ、パワーが必要な場合にその力を発揮するイメージに近いだろうか。

 GPUにはGeForce GTX 1060が搭載されている。ビデオメモリーは6GBあるので、よほどの作業をしなければ十分なスペックだ。なおCore i7-8750Hにはインテル UHD グラフィックス 630が内蔵されているが、m-Book T510SN-M2SH2では無効化されており、常時GeForce GTX 1060で動作している。

 Core i7-8750Hは、発売からそれなりに時間が経っているため様々な機種でベンチマークテストが実施されているが、その結果からもかなりの好成績が期待できる。そこで、一通りベンチマークテストを実施し、実力をチェックしてみた。

PCMark 10の結果

 パソコンの総合的な性能を計測するPCMark 10では、スコアが5250だった。これくらいのスコアがあれば、ウェブブラウジングや動画閲覧、Officeソフトでの作業などであればまったく不満を覚えず快適に使えるだろう。

CINEBENCH R15の結果

 CGのレンダリング速度から性能を計測してくれる「CINEBENCH R15」では、OpenGLのスコアが118.07fps、CPUが1029cdとなった。CPU単体のスコアはかなり高く、デスクトップ用CPUに迫る性能を持っている。GeForce GTX 1060もGeForce GTX 10シリーズの中ではミドルクラスではあるが、用途次第では十分な性能といえるだろう。

 3D性能を計測する3DMarkは、Time Spyで3915だった。大作ゲームを超快適にとまではいかないが、スタンダードシリーズながら3DゲームをフルHDで楽しむ程度の性能は持っている。

Time Spyの結果

 ゲーム系のベンチマークは「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を計測。1920×1080ドット、フルスクリーン、高品質ノートPCという設定で14897だった。FFXIV程度の負荷のゲームであれば、快適にプレーできる。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークの結果

 FFXIVベンチより負荷が高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」もテスト。1920×1080ドット、標準品質、ウィンドウモードで計測したところ、5936(やや快適)だった。新しめのゲームでも設定次第で十分遊べる。解像度の差でスコアが大きく変わったのはやはりCPUとGPUの性能だろう。とくにノートパソコン向けのCPUの中でもCore i7-8750Hの性能はかなり高い印象だ。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークの結果

 ベンチマークを一通りチェックしてみたが、基本性能が高いというのが再確認できた。ノート型でマウスコンピューターの中では汎用性重視の構成のm-Bookシリーズであっても、最新のCore i7にGTX 10シリーズの組み合わせによりかなりの作業環境を構築可能になっている。

 ベンチマークを測定しているときはCPUの使用率がほぼ100%になり、すぐにファンが回り始めるが、ファンの音はそれほど大きくない。Core i7-8750Hを採用したノート型パソコンをは何台か検証したことがあり、結構発熱が高くなる印象があった。しかし、m-Book T510SN-M2SH2はファンが回っても長時間ベンチマークで負荷をかけても筐体が熱いと感じることはなかった。本体サイズに余裕をもたせているためか、熱に関しては上手く処理できていると思える。

 もちろん、ガッツリゲームをしたいならG-Tune、クリエイティブ系の作業をしたいならDAIVのマシンを選んだ方がいい。しかし、重いグラフィック系の処理や動画編集も4K出力や様々なエフェクト等を考えなければ、特別な構成が必須ではなく、ある程度の基本性能があればこなせてしまう。最初はどんな使い方をするか考えずにm-Book T510SN-M2SH2を選んで、使っているうちにこれやあれをやりたいと思い始めても、ハード面で諦めなくてすむ汎用性の高さはかなり魅力的だ。

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