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新機能対応ゲーム登場前でも、存分に威力を発揮する

高解像度ほど威力を発揮、RTX 2080 Ti搭載PCは快適ゲームプレーに死角なし!

2018年10月26日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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2ストレージ構成やインターフェースの充実なども見逃せないポイント

LEVEL-R037-i7K-XYR [Windows 10 Home]の魅力は、GeForce RTX 2080 Tiだけではない

 ここまで主にグラフィックス性能ばかりをみてきたが、ゲーミングパソコンだとトータル性能も重要だ。とはいえ、LEVEL-R037-i7K-XYR [Windows 10 Home]は基本的にハイスペック構成となっているため、弱点らしい弱点がない。CPUはCore i7-8700KでOCも楽しめるし、メモリーも16GB搭載、ストレージはシステム用のSSDとデータ用のHDDという2ドライブ構成となっている点も魅力こそあれ、弱点ではないだろう。

SSDは「インテルSSD 545s」

 あえていうなら、システムの入っているSSDが240GBのSATA接続というのが気になるところだ。とはいえ、搭載されているのは「インテルSSD 545s」で、CrystalDiskMarkで速度を測ってみても実用上まったく問題のないものだった。廉価なSSDではとくにランダム性能が見劣りする場合もあるが、このSSDではそういった心配もないようだ。

シーケンシャルライト性能は少し低いが、ランダム性能が高めで、体感上かなり快適に使えるSSDといえる

 もちろん大容量がいいとか、NVMe対応のさらに高速なSSDがほしいといった声にもこたえられるよう、BTOオプションで最大1TBのNVMe対応SSDまで用意されている。こういったカスタマイズに柔軟に対応できるところが、BTOパソコンの魅力だろう。

SSDは240GBから1TBまで、SATAだけでなくNVMe対応のSSDもしっかりと用意されているのがうれしい

 地味にうれしいのが、インターフェースに10Gbps対応のUSB3.1 Gen2×2が搭載されている点。Z370チップセットでは対応していないため、専用のコントローラーを搭載して実現している機能だ。最近は外付けSSDなども増えてきて、高速性が重要となる機会もあるだけに、こういった見逃しがちなインターフェースまでこだわりがある点に好感が持てる。

Asmediaのコントローラーチップを搭載し、USB3.1 Gen2対応を実現。こういったちょっとしたポイントがうれしい

 これ以外にも、電源には高効率な「80PLUS BRONZE」の製品を採用していることや、USBメモリーなどが使いやすいよう、フロントインターフェースがあえて上部に配置されているといった工夫も見逃せない。スペックや性能にあらわれない部分でも、しっかりとした構成・作りになっている。

電源は80PLUS BRONZE

 また、BTOで選べる製品も個性的で、PCパーツだけでなく、ディスプレー、VRヘッドセット、ゲーミングチェアまでも用意されているのが面白い。パソコン本体はもちろんだが、環境一式丸ごと揃えたいという場合でも、BTOオプションをチェックしてみるとよさそうだ。

 RTX 20シリーズは登場したばかりで、新機能に対応するタイトルが出てくるのはまだこれからだが、純粋にゲーミングパソコンとしての性能はかなり高く、ハイエンドの性能をいち早く手に入れたいという人にとって魅力的な製品となっている。将来登場するであろうRTX対応のゲームを待ちながら、今あるゲームも快適にプレーできるというのが最大のメリット。とくに高解像度、高画質な画面での快適プレーを望むのであればGeForce、RTX 2080 Tiを搭載したLEVEL-R037-i7K-XYR [Windows 10 Home]は、なかなかいい選択肢といえそうだ。

(提供:ユニットコム)

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