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新機能対応ゲーム登場前でも、存分に威力を発揮する

高解像度ほど威力を発揮、RTX 2080 Ti搭載PCは快適ゲームプレーに死角なし!

2018年10月26日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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現時点でのゲーミング性能の向上はどのくらい?
RTX 2080 TiとGTX 1080 Tiを比較

GeForce RTX 2080 Tiの実力をチェック

 新機能についてはこれくらいにして、現時点でのメリットとなるゲーミング性能を見ていこう。冒頭でも少し触れたが、RTX 2080 TiはGTX 1080 Tiと比べCUDAコア数の強化や、メモリーの高速化により、純粋なゲーミング性能が以前よりもアップしている。まずは主要なスペックをこの2つのGPUで見比べてみよう。

GPUのスペック比較
GeForce RTX 2080 Ti GeForce GTX 1080 Ti
アーキテクチャ Turing Pascal
プロセスルール 12nm 16nm
CUDAコア数 4352 3584
ベースクロック 1350MHz 1480MHz
ブーストクロック 1545MHz 1582MHz
対応メモリー GDDR6 GDDR5X
メモリー帯域 616GB/秒 484GB/秒

 ゲーミング性能に影響の大きな部分をピックアップしてみた。動作クロックは若干下がっているものの、CUDAコア数が大きく増え、さらにメモリー帯域が広くなっていることから、従来通りのゲーミング性能も大きな向上が期待できる。

 3D性能は雑にいってしまえば、CUDAコア数と動作クロックに依存するため、もっとも注目したいのはこの部分。CUDAコア数と動作クロックの比率で考えると、ブースト時の単純計算で大体18.6%ほどの高速化が期待できるスペックとなっている。さらにメモリー帯域も増えているので、高解像度時の性能も期待できそうだ。

 ということで、実際にいくつかのソフトを使って2つの実力差がどのくらいなのか試してみた。

ベンチマークのゲーミング性能では、高解像度でスコアが20%以上高くなることを確認

 LEVEL-R037-i7K-XYR [Windows 10 Home]と、GeForce GTX 1080 Tiのビデオカードとして「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」を用意し、換装して性能を比較した。なお、「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」はOC仕様のビデオカードとなっているため、一般的なGTX 1080 Tiよりも高速だ。

 LEVEL-R037-i7K-XYR [Windows 10 Home]に搭載されているGeForce RTX 2080 Tiはというと、GPU-Zで見る限りリファレンスと同じ仕様となっていた。

ベースクロック1350MHz、ブーストクロック1545MHz、メモリー帯域616GB/秒という点から、リファレンスと同じだとわかる

 まずは定番の「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(FF15ベンチ)を試していこう。このクラスのグラボになると高品質設定でもフルHDは余裕となるだけに、解像度を1920×1080ドット、2560×1440ドット、3840×2160ドットと変化させて比較してみた。

1920×1080ドットでは高品質でもスコアが12000を超え、評価は最高となる「非常に快適」に。これでは比較にならないため、更なる高解像度でも試した

どの解像度でもひと目でわかるほどスコアが上昇。CUDAコア数の増加は、性能に大きく寄与しているのがわかる

 新機能が目玉と思っていたため、従来のゲーミング性能は据え置きとまではいかなくても、多少色が付く程度の伸びかと心配していたのだが、この結果を見る限り、ワンランク上といっても差し支えないほど性能がアップしているのは明白だ。さらにいえば、GeForce RTX 2080 Tiでは2560×1440ドットでも評価は「とても快適」、さらに高解像度となる3840×2160ドットにおいても「快適」となっており、すべての評価でGTX 1080 Tiの上をいくランクとなった。

 もう1つ、スコアの伸び率を比較してみたのが次のグラフだ。

スコアでもなんとなく感じ取れたが、実際に伸び率で比較すると高解像度になるほど性能差が大きくなるのがよくわかる

 解像度が高くなるほどGeForce RTX 2080 Tiの伸び率が大きくなっているのがわかる結果になった。1920×1080ドットでも十分差があるようにみえたが、高解像度になるほどGeForce RTX 2080 Tiの方が強い。データ量が増えるほどメモリーへの負荷も高くなるだけに、メモリー帯域の強化が性能に影響していると考えられる。

 もう1つ、ベンチマークを試してみよう。今度はベンチマーク専用ソフトではなく、実ゲーム「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」のベンチモードを使ったものだ。こちらは解像度を1920×1080ドット、2560×1440ドットに設定して計測。なお、2560×1440ドットだけはさらに重たくなるよう、アンチエイリアスにデフォルトの「TAA」ではなく、最も重たい「SMAA4x」を選んだ場合も試してみた。

2560×1440ドットでは、アンチエイリアスに「SMAA4x」を選んだ場合も試してみた。これだけでかなり動作が重たくなる

1920×1080ドットでは差が小さいが、解像度やアンチエイリアスを変えて負荷が高くなると、その差が大きくなっている

こちらでも伸び率を比べてみたが、高解像度化すると差が大きくなり、さらにアンチエイリアスの変更でも伸び率が変わっていた

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