ポケットからサッと取り出してパシャ!
いつもどおりプレスパスを首からぶら下げているのに、手にはHUAWEI P20 Proだけ。違和感がアリアリな状態で、まずはピットウォークやイベント会場などをブラブラ。被写体に向けた瞬間に「ピタッ」とフォーカスがあってAIが最適なシーンを選択するので発色も◎。
イベント会場に展示してあった、今年のル・マン24時間レースを制した「トヨタ TS050ハイブリッド」のLEDヘッドライトにズームをして撮影しましたがディテールが崩れず(上から1倍、5倍、10倍ズーム)。たくさんのファンがドライバーからサインをもらったり記念撮影する「ピットウォーク」ではスマートフォンのコンパクトさを活かし、周りのファンの撮影の邪魔にならないようにヒョイッヒョイッとすばやく撮影。それでも十分に記事に使えるものが撮れました。
いざコースへ! 結果から言うと「アリ」!
プレスパスとタバード(上から羽織るジャケット)とHUAWEI P20 Proでいよいよコースサイドに。今回比較的マシンとの距離が近い「レクサスコーナー」にてチャレンジしてみました。この時に使用したのは「800万画素の3倍ズームレンズ f/2.4 80mm」を活かしたズームでの撮影です。
AI任せの「オート」でシャッター押しっぱなしの連写「バースト撮影」よりも、すばやくポチポチ撮影したほうがキレイな流し撮りができました。ズームは3~5倍が常用域で、3倍で撮って切り出して使うというのもいいと思います。さらに「Adobe Photoshop Lightroom」といった写真管理・編集ソフトで補正を加えればバッチリです。
ゴール後の表彰式は、レースイベントでも人口密度が高いポイント。プレス撮影ポイントは設けられているものの、スペースは限られています。ファンや関係者にとってはなおのことです。HUAWEI P20 Proはスマートフォンでありながら、一眼レフに迫る画質と素早いAIのセッティングでスマートに素晴らしい瞬間を切り取れました。
もちろん絶対的な画質面では一眼レフカメラには一歩譲りますが、それでも筆者の撮影機材の仲間に即導入したいと思える、満足度の高いスマートフォンでした。