多くの企業が、Microsoft Office 365などのクラウドベースのサービスを利用して、エンドユーザーにより柔軟で簡単なコアビジネスアプリケーションを提供するようになってきました。このため企業のIT部門では、クラウド内で作成され、エンドポイントデバイスからクラウドアプリケーションまで行き来している機密データの監視や制御、およびデータ損失防止(DLP)ポリシーなど、現在のデータセキュリティの方針を再検討する必要性が生じています。
DLPポリシーをクラウドに拡張し、全てを問題なくカバーしたデータ保護環境を構築したい場合の一つの方法として、最新のMcAfee DLPとMcAfee Skyhigh Security Cloud DLP(CASB)の統合版を是非お試しいただければと思います。その理由として、以下の3点をご紹介します。
DLPとCASBを統合すべき3つの理由
1.アップグレードが容易
McAfee Endpoint DLPとSkyhigh Security Cloudの最新の統合版では、すでにDLPをご利用のお客様はMcAfee ePOコンソールを通じて現在のエンタープライズDLPポリシーを簡単にクラウドに拡張することができます。たった1回のクリック、1分以内で2つのソリューションを簡単に接続可能です。
2.一貫性のあるDLP検出
エンドポイントに存在しているか、ネットワーク経由で共有されているか、またクラウドアプリケーションへのトラバースの有無に関係なく、データを保護するための一貫したデータ保護ポリシーが作成されます。これは、McAfee ePOコンソールから、クラウドDLPポリシーの定義に役立つオンプレミスのDLP分類タグを共有することで実行されます。これらのタグはすぐに使用できます。
3.単一コンソールからインシデント管理とレポート作成
McAfee ePOコンソールを使用すると、一元管理が可能になります。DLP違反はオンデマンドデバイスかクラウドアプリケーションかに関係なく、McAfee ePOで表示されます。
統合により、リアルタイムのアクティビティ監視やシャドー ITに対する脅威の防御、クラウドデータ使用での異常な動作の特定、McAfee®Global Threat Intelligenceのクラウドデータ検査、またすぐに使用可能なビジネス要件、コンプライアンス規制・業界・クラウドサービス・サードパーティに応じたポリシーテンプレートなどの追加的な特典もあります。
クラウド上で作成されたり、クラウド上に送信されるデータがいよいよ増大している今日、企業があらゆるデータ漏洩の経路 – エンドポイント、ネットワーク上またはクラウウドアプリケーション上の管理されていないデバイスなど – からデータを保護する一貫したDLPポリシーがあることがこれまで以上に重要になっています。統合の実例についてのビデオ(英語)もご覧ください。