スマホで部屋の間取りを計測するARアプリ「PLNAR」を手掛けるSmartPicture Technologiesは、シリーズAラウンドで390万ドル(約4.3億円)の資金調達を実施したと発表。また、The Venture Reality Fundとコロプラネクストからも投資を受けたと明らかにした。
「PLNAR」は、iOSのARプラットフォームARKitを用いたアプリ。画面に表示されるポイントを部屋の壁や角にそって配置していくことで、部屋全体の間取りをマークする。たとえば、室内に傷がある際、該当箇所のデータを大きさの情報とともに、写真や3Dモデルでまとめることが可能。保険会社や、住宅修理事業などでの活用が見込まれる。
同社CEOのAndy Greff氏は「『PLNAR』は、保険金の請求にかかるコストと時間を減らすことが可能です」「AR技術を用いて、住宅に関する様々な課題を解決していきます」と自信をのぞかせている。