2018年上半期にヒットしたVRリズムゲーム「Beat Saber」のVRアーケード版が登場した。VRアーケード版はSpringboardVRのネットワークで展開し、1分につき6セント(約6.6円)でプレイ可能。開発元のBeat Gamesによると、全世界の50ヵ所以上のVRアーケード施設で開催するトーナメントも予定しているという。
本ゲームは、ライトセーバーのように光る剣を振り、迫ってくるブロックをリズムに合わせて斬るという内容。5月にSteamとOculus Storeで配信開始しており、HTC VIVEとOculus Riftに対応する。配信開始から1ヵ月で200万ドル(約2.2億円)以上を売り上げている。
トーナメントは Virtual Athletics League(VAL)、LIV、SpringboardVRの3社が主催で開催。勝者には賞金を用意している。これまでもVirtual Athletics LeagueはVRゲームのトーナメントを主催してきた。LIVは本ゲームの火付け役で、プレイする様子とゲーム画面を合成する技術を使って、試合の様子を放送。 SpringboardVRはスポンサーとして、商用ライセンスなどを展開する。
Beat GamesのCEOであるJaroslav Beck氏は「このコラボは私たちのコミュニティーにとって楽しみの場ができるという意味でも、競争環境ができるという意味でも素晴らしい機会です」と語っている。