高校放送部関係者を対象とした総合展示会「HSBEE 2018」が開催

高校放送部向けの動画編集セミナーにマウスのクリエイター向けPC「DAIV」が採用されたワケ

文●八尋/ASCII

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高校放送機器展 2018が開催。ハンズオンセミナーで受講者が使用するパソコンにマウスコンピューターのクリエイター向けパソコン「DAIV」シリーズが採用されていた

 7月23日から25日まで、渋谷のVook space Tokyoで高校放送部関係者を対象とした映像放送・映像・通信・コンテンツ製作関連サービスなどの総合展示会「高校放送機器展 2018(High School Broadcastingclub Equipment Exhibition 2018)」(以下、HSBEE 2018)が開催された。

 HSBEE 2018は、高校放送部に所属する生徒および顧問・講師・OG/OGを含む高校放送部関係者を対象とした総合展示会。カメラや三脚、音響機材、配信用機材などをはじめ、動画編集ソフト、ライトなどプロ仕様の機材を多数展示し、展示会を訪れた高校生や関係者は実際に機材に触れながら、担当者の話を熱心に聞いていた。

プロが使う機材が多数展示してあった

放送業界での採用が多いという「EDIUS Pro9」や、初心者でも簡単に動画編集ができるビギナー向けの「mync」などが展示してあった

プロ機材ドットコムが販売する、柔らかい光とキレイなキャッチライトが魅力の「ビューティーライト」。キレイな瞳で写真や動画を撮影できるのが特徴

自作PCでなくてもクリエイティブな作業ができるマシンを探して
DAIVシリーズにたどりついた

 また、「EDIUS Pro9」や「Premiere Pro CC/After Effects」「DaVinci Resolve」「CINEMA4D」といったソフトのハンズオンセミナーや、クリエイターセッションも実施。

 7月24日に、アドビの伝道師として公式セミナーの講師も務めている山下 大輔氏によるPremiere Pro CC/After Effectsのセミナーを見学させてもらった。この日は初級編で、Premiere Pro CC/After Effectsの動画編集において役に立つ機能を、実際にソフトを動かしながら紹介。受講者は、山下氏のレクチャーに沿って、マウスコンピューターが提供するクリエイター向けパソコンマウスコンピューター「DAIV」シリーズのノートパソコンを使って動画編集ソフトを操作していた。

Premiere Pro CC/After Effectsのハンズオンセミナーで講師を務めた山下 大輔氏

見学させてもらったセミナーは初級編で、ショートカットの設定や音の編集などのテクニックを紹介

マスク機能などを使用した色の調整方法などもレクチャー

 今回、なぜハンズオンセミナーで使用するパソコンにマウスコンピューターDAIVシリーズを採用したのか、高校放送機器展事務局長の泉 悠斗氏に聞いてみた。泉氏によると、動画編集をするためのパソコンは高い性能が求められるため、パソコンを自作する放送部も少なくないとのことだ。そこで、自作しなくても動画編集が快適に動作するクリエイター向けのパソコンを探していたところ、DAIVシリーズが目に留まり、協力をお願いしたのだという。

セミナーの受講者は、レクチャーに沿って実際にDAIVを使ってPremiere Pro CC/After Effectsを試していた

 なお、ハンズオンセミナーの様子は高校放送機器展のFacebookアカウントなどから閲覧できるようなので、気になる方はチェックしてみてほしい。