ファーウェイ通信 第81回

マスターAIやハイブリッドズーム、 AI手ぶれ補正など先進の機能を搭載！

Leicaトリプルカメラを搭載！ 超絶カメラの「HUAWEI P20 Pro」を使いこなす！

カメラ以外の機能ももちろん充実
おサイフケータイや最新ネットワークに対応したハイエンド機

　最後に、Leicaトリプルカメラ以外の特徴も見ていこう。

鮮やかな表示が特長の約6.1型有機ELパネルを採用する

　HUAWEI P20 Proは、約6.1型の有機ELディスプレーを搭載している。解像度は2240×1080ドットで、表示は非常に高精細かつ色調豊か。Leicaトリプルカメラで撮影した美しい写真を存分に堪能できる。また、画面比率は18.7：9と縦長なため、SNSやウェブ閲覧時などに表示できる情報量が増えるのもうれしい。

　CPUはAI対応のオクタコアCPU「HUAWEI Kirin 970」を搭載し、メモリーは6GB、ストレージは128GB。バッテリー容量は3900mAhと大容量で、急速充電にも対応。認識精度と速度に定評のある指紋認証センサーは、本体前面下部に搭載している。いずれも日常の使用感を大きく左右するもので、さすがフラグシップモデルという強力なスペックだ。

超狭額縁ながら、前面下部に指紋センサーを搭載。端末操作にも対応している

　おサイフケータイへの対応は、日本のユーザーにとっては待望の進化だろう。また、これも日本ではニーズの大きい防水（IPX7）・防塵（IP6X）にも対応している。加えて、5波キャリアアグリゲーションによる下り最大988Mbpsというドコモの最新ネットワークをサポートしていることも注目ポイントだ。

おサイフケータイが欲しい！ という人にとっても選びやすい端末となった

　HUAWEI P20 Proのプレミアム感あふれるデザインは、「HUAWEI P」シリーズで共通するスリムかつ軽量な本体も相まって、非常にスマートな印象を与える。大画面でありながら、余裕を持って片手持ちできるサイズ感。角部分が丸みを帯びていることで、手のひらへの当たりが柔らかく、非常に持ちやすい。

大型端末ながら、片手でも使えるサイズに留められている

　最後は本稿の執筆担当である、ライターの加藤肇氏によるコメントと作例だ。

楽なのが一番？ 動き回る子供もしっかりと撮影できる
取材にもコンデジ要らずになりそう

　最近、スマホのカメラで撮ることが多いモノって何だろう？　そんな疑問から自分のスマホを調べてみたところ、一番多かったのが子供の写真でした。そこで、HUAWEI P20 ProのLeicaトリプルカメラでも、まずは我が子を撮ってみました。

　下の作例2点は、通常撮影モードからマスターAI機能が働いて「ポートレート」と認識して撮られた写真です。「写真撮るよ」と声をかけたところ、なぜかテンションを上げて踊り始めてしまう息子。「そんなに動いたら、ブレちゃうだろ！」と注意しつつ、とりあえずシャッターを切ったところ、予想外に躍動感のある写真が撮れたという次第です。

ともにマスターAIによる自動認識で「ポートレート」で撮影

　マスターAI機能って、ホントに便利だなと感じた瞬間でした。この年齢の子どもは、寝ているとき以外は動かずにいることができません。カメラを起動してポートレートモードに手動で切り替えるほんのわずかな時間でさえ、ポーズを決めて待っていられないのです。だから、カメラを被写体に向ければサッと自動で最適な設定にしてくれるマスターAI機能は、本当にありがたいわけです。

　マスターAI機能では、花や草木の色の美しさに感動を覚えました。印象としては、大げさでなく、肉眼で見るよりも色鮮やかな色合いに仕上がっています。植物の花や葉というのは、パッと見ただけだと一様に見えるものの、よくよく見れば場所によって色の濃淡などが異なっています。Leicaトリプルカメラで撮ると、そういう細部がしっかりと忠実に写し取られているのに驚かされます。

マスターAIで花や草木を自動認識して撮影

　なお、マスターAI機能には「クローズアップ」というシーンもあり、これは花や草木を接写する際に便利。被写体にカメラを近づけていくと自動で切り替わり、近づきすぎたときには警告も発してくれます。オークションサイトやフリマアプリに小物などを出品する際のブツ撮りでも活躍してくれそうです。

被写体に近づいて撮影するのも簡単

　Leicaトリプルカメラの強みのひとつであるハイブリッドズームについては、少し離れた場所から野良猫を撮るという活用法を見つけました。警戒心の強い彼らは、あまり近づきすぎると、すぐに逃げてしまいます。ある程度まで近づくことができれば、マスターAI機能で「猫」と認識して撮れますが、それができない場合は、この強力なズーム機能が役立ちます。

標準

3倍ズーム

5倍ズーム

　HUAWEI P20 ProのLeicaトリプルカメラを使っていると、もうデジカメって使わないよな……とつくづく感じさせられます。筆者の場合は職業柄、取材現場などでミラーレス機を使う機会はまだありますが、一般ユーザーが日常使用するには、明らかにスマホのほうに優位性があります。今後もどんな進化を見せてくれるのか、非常に楽しみです。

ワイドアパーチャ機能で撮影

★

　HUAWEI P20 Proは、ドコモショップやドコモオンラインショップ、家電量販店など、ドコモ端末取扱店で購入可能。本体色はミッドナイトブルーとブラックが用意されている。

ドコモ「HUAWEI P20 Pro HW-01K」の主なスペック
メーカー	ファーウェイ
ディスプレー	約6.1型有機EL（18.7：9）
画面解像度	2240×1080ドット
サイズ	約74×155×7.9mm
重量	約180g
CPU	HUAWEI Kirin 970 4×2.4GHz＋4×1.8GHz（オクタコア）
メモリー	6GB
ストレージ	128GB
OS	Android 8.1
最大通信速度	下り最大988Mbps
無線LAN	IEEE802.11a/b/g/n/ac（2.4／5GHz対応）
カメラ画素数	リア：約4000万画素（RGB、F値1.8） ＋約2000万画素（モノクロ、F値1.6） ＋約800万画素（3倍ズーム、F値2.4） ／イン：約2400万画素（F値2.0）
バッテリー容量	3900mAh
FeliCa	○
防水／防塵	○（IPX7／IP6X）
生体認証	○（指紋、顔）
USB端子	Type-C
連続待受時間(LTE／3G)	約330時間／約360時間
連続通話時間(LTE／3G)	約920分／約920分
カラバリ	Midnight Blue、Black
発売時期	発売中

■関連サイト

• ファーウェイ・ジャパン
• NTTドコモ

提供：ファーウェイ