ファーウェイ通信 第80回
夜景も青空も、ポートレートもセルフィーも最高画質で残せる!
ファーウェイのスマホ「HUAWEI P20」シリーズはどれもカメラがスゴい!
2018年07月11日 11時00分更新
SIMフリースマホの最高峰「HUAWEI P20」
LeicaダブルレンズカメラがAIでさらに強化
では、まずはHUAWEI P20から詳しく見ていこう。
おなじみのLeicaダブルレンズカメラは、約1200万画素RGBセンサー(開口部 F1.8)と約2000万画素モノクロセンサー(開口部 F1.6)との組み合わせだ。レンズ名称は「SUMMILUX-H 1:1.6/27 ASPH.」。これは昨年12月発売の「HUAWEI Mate 10 Pro」と同じだが、HUAWEI P20ではAIの活用という部分で進化している。
その1つが「マスターAI」機能だ。これは、AIが被写体やシーンを認識して最適な撮影方法を自動選択してくれるもの。認識できる被写体やシーンは、花や青空、花火、フード、猫、ポートレート、テキストなど全19種類となっている。
マスターAIによる被写体の認識は非常に素早く、認識精度も良好だ。カメラの設定から機能をオフにすることもできるのだが、設定をあれこれ考えなくてもSNS映えする写真を簡単に撮れるため、常にオンにしておくことがオススメ(オンにした状態から自動認識を切ることも可能)。露出やシャッター速度などを自分好みに設定して撮りたい人は、ファーウェイ製スマホではおなじみの「プロ」モードを利用すればいい。
AIの活用は、撮影アシスト機能にも及んでいる。画面内で動く被写体をAIが立体的に認識し動きを予測する「4D予測フォーカス」では、正確ですばやいフォーカスを実現。風に揺れる植物の葉や花などを撮る際に便利だ。
HUAWEI P20は、インカメラも約2400万画素と高精細だ。ポートレートモードでは、背景だけを自然にぼけさせたり、肌の色などをキレイにしてくれるビューティー補正機能を利用できる。また、顔の構造を立体的に認識することでスタジオ撮影のようなライティング効果を与える「3Dライティング」機能も用意されている。
以下は、HUAWEI P20で撮影した作例だ。
今回、さまざまな被写体やシチュエーションで撮影したが、作例からもわかるように画質は満足行くもの。また、撮影以外の操作でもキビキビと動作し、バッテリーの持ちも良い。他人とはちょっと違う出来栄えの写真を撮りたい、ストレスのない快適な操作感の端末が欲しい、DSDS対応のようなSIMフリースマホならではのメリットに魅力を感じる、という人にはHUAWEI P20は最適な選択肢と言える。
ダブルレンズカメラで一眼カメラのような
写真を手軽に撮れる「HUAWEI P20 lite」
続いては、HUAWEI P20 liteを見ていこう。
HUAWEI P20 liteは、メインカメラとして、約1600万画素センサーと約200万画素センサーを組み合わせたダブルレンズカメラを搭載している。これにより、ワイドアパーチャ機能やポートレート機能といった撮影機能を利用可能だ。
ワイドアパーチャ機能は、ファーウェイ製スマホではおなじみの機能だが、ピントの合った部分はクッキリ、それ以外は美しいボケ味で写るという、まるで一眼カメラで撮ったような写真を撮影できる。また撮影後でもフォーカスする場所やボケ具合を後から調整することができるのも便利。撮影時に細かく設定しないでも、あとから自分好みの写真に仕上げられるわけだ。
HUAWEI P20 liteは、インカメラも約1600万画素と高精細で、ビューティー補正機能や自然な背景ぼけが楽しめるポートレートモードを搭載。さらには、受光感度を4倍に高める「4in1ライトフュージョン」技術が採用されており、暗い場所でもより明るい撮影が可能となっている。また、動物の耳などのアニメーションエフェクトを加えられる「ARレンズ」機能も、一風変わったセルフィー撮影に役立つ。
以下は、HUAWEI P20 liteで撮影した作例だが、税抜3万円強という価格ながら、ダブルレンズカメラによって、一眼カメラのような写真を手軽に楽しめる。ミドルクラスの中で、このカメラ性能は特筆すべきもので、価格とともに、カメラの画質や機能を重視したいという人には、自信を持ってオススメできるモデルだ。

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