ハチたまは6月27日、アニコム ホールディングスと提携し、ねこヘルスケアIoTトイレ「TOLETTA」(トレッタ)活用した、猫の健康と疾患に関する共同研究を開始したと発表。
ハチたまが開発中のTOLETTAから得られる猫の「健康データ」と、アニコム グループが保有するペット保険の「疾患データ」を組み合わせる。
現在のペット保険料は、ペットの「年齢」に応じて算定されている。将来的には、ペット個々の健康状態に応じた保険が期待されているが、そのためには、ペット個々の健康情報を集める必要がある。
また、多額の治療費を要する猫の「泌尿器系疾患」については解明されていないことが多く、大規模な研究データが必要とされる。TOLETTAは自宅にいながら簡単に、ねこの慢性腎疾患/慢性腎不全の初期症状をモニタリング可能。これまで、動物病院でしか分からなかった、ねこの健康状態をIoTによって詳細に把握できるようになる。
IoTを通じて、ねこの病気を予防・早期発見・治療までトータルに解決をすることが期待されているという。