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試験文書が提出、最後の山場?

ARデバイスMagic Leap、出荷前の最終段階か

2018年06月28日 18時00分更新

文● Mogura VR

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 米国のAR企業Magic Leap社のデバイス「Magic Leap One」に関する米連邦通信委員会(FCC)試験文書が提出された。この試験文書は通例、デバイスの市場展開に至る最後の大きなステップとなっているため、年内リリースに向けた準備が進んでいるものと思われる。

 今回提出されたのは、同社のデバイスのコントローラーに関するもの。6DoF(3軸の回転と上下左右前後の動き)トラッキングを行うことが明らかにされている。Magic LeapはFCCに提出した文書について機密保持条項適用を申請しているため、機密情報やマニュアル、製品内部の写真などは180日後まで公開されない。仮に同社がこの期間を待ってからデバイスを発売するとした場合、最短での発売は2018年12月中旬から下旬になる見通しだ。

 これまで巨額の調達を繰り返してきたAR企業、Magic Leap。2017年末にMagic Leap Oneを発表してからもその動きは不鮮明だったが、ようやくそのヴェールに隠された姿が明らかになるかもしれない。

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