富士通のパソコンのプリインストールソフトを紹介する本記事。前回は15.6型ノートパソコン「LIFEBOOK WA3/B3」にどんなプリインストールソフトが入っていたかをざっと紹介したが、今回はその中でもとくにオススメだと感じたソフトを実際に使ってみた。
写真編集が手軽にできる「PaintShop Pro X9」
まずは、写真編集ソフトの「Corel PaintShop Pro X9 for FUJITSU」。最初に起動すると、各種機能のチュートリアルへアクセスできるウィンドウが開く。PaintShop Pro X9は意外と多機能なので、これはとても助かった。また、ここで各種プラグインの購入や、上位版への有償アップグレードなどもできる。
動画編集もお手の物「PowerDirector 15」
次に、「CyberLink PowerDirector 15 for FUJITSU」で動画編集を試してみた。起動するとオーソドックスな動画編集が可能な「フル機能エディター」、ウィザードに従って選択するだけでムービーが作れる「イージーエディター」、視界が360度のバーチャルリアリティービデオが作成できる「360°エディター」の3つがメインモードとなる。
CyberLink PowerDirector 15 for FUJITSUの基本であるフル機能エディターでは、タイムラインに自在に動画を配置したり、切り貼りも可能など、ソフトに搭載されたすべての機能が使える。
イージーエディターなら、動画編集に詳しくなくてもウィザードに従って選択していくだけで動画編集が可能だ。
ちなみに今回試用しているLIFEBOOK WA3/B3は、写真加工も動画編集もレスポンスが良好で使いやすかった。CPUにCore i7-8550Uを、ストレージにSSDを採用しており、十分性能を発揮してくれているからだと考えられる。
ほかにもユーザーを助けてくれるソフトが山盛り
ここまで紹介したもののほかに、パソコンを定期的に診断して問題を発見したら解決策を教えてくれる「PCカルテ」や、同社が提供するソフトを常に最新の状態にしてくれる「アップデートナビ」、ジャンルや目的からやりたい作業に適したソフトを教えてくれる「@メニュー」など、ユーザーがパソコンを快適に使えるソフトも豊富に取りそろえている。さらに、こちらの記事で紹介しているかわいいAIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ」では、パソコンの音声操作もできる。
これら便利なプリインストールソフトは、富士通のパソコンであればほぼ変わりなく入っている。差異があるとしても細かいモノでしかないが、どうしても違いが気になったり、プリインストールされている全ソフトが知りたいという場合は、こちらのリストで確認してみてほしい。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | LIFEBOOK WA3/B3 |
CPU | Core i7-8550U(1.80GHz) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 約128GB SSD、1TB HDD |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット) |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1 |
インターフェース | USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子、USB 2.0端子、有線LAN端子、HDMI出力、SDカードリーダー、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子 |
サイズ/重量 | およそ幅361×奥行き244×高さ27.1mm/約2.3kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |