VRアトラクションやVRコンテンツ開発をしているハシラスは、VR空間内で遊園地を作る「ハシラスランド(仮)」プロジェクトを発表した。本企画は9月20日から23日にかけて開催される、東京ゲームショウ2018での公開を予定している。
この「ハシラスランド(仮)」プロジェクトはVR空間に遊園地を作り、そのなかでさらにVRゲームやVRアトラクションを楽しめるようにする、というもの。さながら入れ子のような構造で、プレイヤーはバックパックPCとHTC Vive Proを装着、エリア内に入って自由に遊ぶことができ、一定時間の経過でエリアから退出する方式を取る。
施設型VR(ロケーションベースVR)で起こりがちな「違うアトラクションに移る時、いちいちVRヘッドセットを外さなくてはならず、アテンドにもコストがかかる」や、「それなりの広さのスペースがいくつも必要となり、施工コストが高くなる」など、複数の問題を解決することを目的としているという。このプロジェクトが成功すれば、施設型VRの発展と促進につながるだろう。期待して見守りたい。