エレコムは5月29日、コンセントボックス対応の法人向け無線LANアクセスポイント2モデルを発表した。価格は11ac対応「WAB-S300IW-AC」が1万1858円、11n/g/b対応の「WAB-S733IW-AC」が8618円で、発売は6月中旬
両モデルとも電源はAC100V配線直付けタイプで、近接のAC100V配線を分岐するなどして設置できる。有線LANによるギガビット接続にも対応し、高速回線を活用可能。
消費電力は効率化によって前モデルから約47~73%低下した。電源スイッチも搭載し、使用しない際は電源をオフにすることで、消費電力を抑えられる。
アンテナは位置に気を配り、壁面設置の際にアンテナが邪魔にならず、通信距離にも影響が出にくい構造にした。さらに本体に内蔵することでアンテナ破損による通信障害も防止できるという。
LEDのオン/オフボタンも搭載しており、真っ暗な部屋でも灯りが気にならないよう、LEDランプを消でき、ホテルや旅館の客室などでの利用に適しているとのこと。
本体プレートは、化粧プレートに合わせて選べるように、ホワイト系とベージュ系の2種類が付属していて。それぞれLANポートのみ用とLAN+TELポート付きの2タイプがあり、部屋の仕様にマッチした仕上げが可能になっている。
管理面では「マルチSSID」に対応し、さまざまなセキュリティーポリシーを実現するためにSSIDごとに認証および暗号方式の設定が可能。一括で無線アクセスポイントの設定変更や、稼働状況を確認できる専用管理ソフトウェア「WAB-MAT」に対応(アクセスポイントモード時のみ)し、管理工数の大幅な削減に貢献できるという。