このページの本文へ

Windows Hello対応顔認証センサーや指紋センサーも搭載

高性能で薄型&堅牢、高次元で多くの要望を満たす2 in 1モバイルノートPC

2018年05月27日 10時00分更新

文● 林佑樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「dynabook VZ82/F」

 スペックとバッテリーライフを求めると重量が、堅牢性を求めれば厚みが。といったようにモバイルノートパソコンは、求める要素に応じて目をつむる部分が多くある。東芝ダイレクトで販売中の「dynabook VZ82/F」は軽量でスペック十分、堅牢性もあり、バッテリーライフも長い。人によっては上記以外にもあるハズだが、高次元で多くの要望を満たすモデルだ。今回はそんなdynabook VZ82/Fをチェックしていく。

 dynabook VZ82/Fは12.5型(1920×1080ドット、IPS、ノングレア)採用の2in1ノートだ。360度回転するヒンジにより、ノートパソコン的な運用のほか、タブレットようにも使用できる。そのため、ディスプレーはタッチ及び、付属のデジタイザー(アクティブ静電結合方式、筆圧2048段階)に対応。

ノートPC形態

タブレット形態

スタンド形態

テント形態

 タブレット形状で持ちやすくするために上下のベゼル幅は広く確保されているが、ノートPC形状で使用する場合でも、ちょうど観やすい位置。加えて、カラーキャリブレーションずみで出荷されるため、色合いは自然なもので、ノングレアな点も手伝って作業用としてみると、目視ベースで快適だ。またWindows Hello対応顔認証センサーは赤外線撮影での識別になっており、成りすまし対策を取り入れている。

ディスプレーはノングレアな強化ガラスであり、デジタイザーの滑りはほどよく、タッチ操作時の感覚も良好と感じる人が多そうだ。店頭モデルもあるので、気になる人はまずは触ってみよう

 dynabook VZ82/Fの堅牢性は、厚さおよそ15.4mmながらアメリカ国防総省制定「MIL規格」10項目に準拠している。項目は、落下・粉塵・高度・高温・低温・温度変化・湿度・振動・衝撃・太陽光照射になる。ダメージを受けないようにあつかう必要はもちろんあるが、不意のトラブル時にクリティカルなダメージに至りにくいのはモバイルノートパソコンではありがたい要素だ。

 また面加圧は100kgfでパネルが割れないことを基準にしており、移動時によくありがちな加圧にも耐えてくれやすい。ただし、点加圧については従来のノートパソコンよりは堅牢な作りだが、それでもとくに注意すべきで、厚みからすると目をつむる部分といえるだろう。

厚みはおよそ15.4mm。排気口は本体背部にある

 インターフェースは薄さから少なく、Thunderbolt 3端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、USB 3.1 Gen1があるのみだ。Thunderbolt 3は電源も兼ねており、本機のインターフェース不足を補うためにUSB Type-Cアダプターが付属している。

 アダプター側のインターフェースはHDMI出力×1、D-sub 15ピン×1、USB 3.1 Gen1×1、有線LAN端子×1、充電用のUSB Type-C端子。カバンの中に入れておくこともできるし、卓上専用としても場所を取らないものだ。またD-sub 15ピンがあるため、プロジェクター使用時にも安心である。

薄型のためインターフェースは少なめ

Thunderbolt 3端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、USB 3.1 Gen1のみ

ACアダプターも小さいので、パソコンと一緒にカバンに入れていてもかさばらない

USB Type-Cアダプターが付属

USB Type-Cアダプターにも給電用の端子がある

 キーボードについては次回にチェックするが、キーピッチ約19mm、キーストローク約1.5mmの静音型。一部、変則的なレイアウトとなっているが、打鍵しやすいものと感じた。またタッチパッドの右上には指紋センサーも搭載。なぞる必要はなく、タッチのみで、テストした限りでは認識精度もとくに問題はなかった。

 2 in 1であるため、リラックスしたい場合の音楽や動画需要を考えてか、harman/kardonバスレフ型ステレオスピーカーを搭載している。同シリーズ用に専用開発されたもので、見た目とは裏腹に力強い音を出すため、テント型にして動画を楽しむだけでなく、プレゼンで動画を使用する場合にも効果的。小規模スペース前提となるがマイク入力の出力先にもなると、+αの使い道が可能だ。

Room1048/東芝ID会員(無料)なら、直販価格16万7184円から!

 東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook VZ82/Fの場合、東芝ダイレクトの直販価格は21万1680円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は16万7184円(5月27日現在)からとなっている。16GBメモリー、1TB SSD搭載モデルも6万7176円引きで18万8784円(5月27日現在)からだ。

 このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!

試用機の主なスペック
機種名 dynabook VZ82/F
CPU Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD
ディスプレー 12.5型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.0端子、Thunderbolt 3(USB Type-C)端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅299.0×奥行219.0×高さ15.4mm/約1.099kg
OS Windows 10 Home(64bit)

■関連サイト

カテゴリートップへ

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

インテルバナー