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日比谷の夜に響く「ゴジラ出現!」「ミサイル発射!」

HoloLensで「シン・ゴジラ」の迎撃作戦を体験する「ゴジラ・ナイト」の迫力がヤバイ!

2018年05月26日 14時00分更新

文● Mogura VR

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 東宝と日本マイクロソフトは、東京・日比谷の「日比谷ゴジラスクエア」にてMRデバイス「HoloLens」を活用した屋外アトラクションコンテンツ「ゴジラ・ナイト」を5月24日より開催している。

 「ゴジラ・ナイト」は、HoloLensを装着することで映画でおなじみの118.5mの巨大な「ゴジラ」が目の前に出現する。体験者は映画「シン・ゴジラ」に登場する「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」の一員となりゴジラ迎撃ミッションに参加し、映画さながらの演出を体験できるというものだ。本記事では事前に開催された先行体験会の様子レポートする。

東宝にとって「ゴジラと日比谷」は重要なキーワード

 本コンテンツは「第一部 日比谷ゴジラ迎撃作戦 戦略会議」と「第二部 日比谷ゴジラ迎撃作戦 実行」の2部構成となっている。

マイクロソフトのHoloLens。シースルー型のディスプレイを採用しており、現実世界にホログラム映像を重ねて表示可能

 第一部では体験者の準備が完了すると、サイレンとともに「東京湾内に巨大不明生物が出現!」のアナウンスがブース内に響く。すると、日比谷特殊部隊の隊員2名が登場し「東京湾に出現した生命体は『ゴジラ』であることが確認された」「日比谷のミライは君たちにかかっている。必ずゴジラを倒し、ここ日比谷を守るんだ!」と告げられ、戦略会議が始まる。

体験者たちはHoloLensを通して現在の状況確認や戦略会議を行なう

 戦略会議中は、ミッションで使用する戦闘機や、戦車、ヘリコプターなどがテーブルの上にホログラムで投影される。ホログラムはさまざまな角度から見られるため、実際に目の前にあるように感じる。続けて進行ルートや使用するミサイルなどを確認し、体験者たちはゴジラ迎撃作戦を実行するべく次のステージへと移動する。

体験者たちの前に巨大なゴジラが出現!

 第二部の屋外のステージに移ると、夜の日比谷のビルの間からゴジラが出現。装着するHoloLensには、マイクロソフトのAI「Azure」が搭載されており、体験者の「ミサイル発射!」の音声を認識、ホログラムのミサイルが発射される演出となっている。筆者たちによるミサイルを受けてゴジラが怒りをあらわにして叫ぶ姿は、思わず後ろに後ずさりしてしまうほど迫力があった。

 「ゴジラ・ナイト」は、日比谷シャンテ前の広場のイベントスペースに設置される「日比谷ゴジラスクエア」にて、5月24日から29日の期間中実施される(体験の受付は終了している)。

東宝の専務取締役・太古伸幸氏

マイクロソフトのジェネラルマネージャー・ロレイン・バーディーン氏

 東宝の専務取締役・太古伸幸氏いわく、東宝にとって「ゴジラと日比谷」は重要なキーワードとなっており、今回のプロジェクトは重要な意味を持つものだと考えている、とのこと。また、マイクロソフトのジェネラルマネージャー・ロレイン・バーディーン氏からは、日本のコンテツであるゴジラとコラボレーションできた喜びなどが語られた。

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