AIアシスタント「ふくまろ」で富士通の「LIFEBOOK」「ESPRIMO」がよりスマートに!
スマートスピーカーの登場により、音声操作に注目している方は多いはず。富士通のFMV、つまり「LIFEBOOK」「ESPRIMO」シリーズにも、サラッと先行くAIアシスタントが搭載された。その名も「いつもアシスト ふくまろ」(以下、ふくまろ)だ。「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」(ジンライ)という富士通独自のAI技術から生まれた「ふくまろ」は、ただのAIアシスタントではなく「パソコンが家族になる」というコンセプトを元に生み出された便利で楽しい存在なのだ。
何ができるの? まずは「ふくまろ」と呼びかけて、PC内のメディアを再生
ふくまろの使い方は、基本的には一般的なスマートスピーカーと一緒だ。アプリケーションとしてバックグラウンドに常駐しており、「ふくまろ」と呼びかけて認識されると、「まろ?」とかわいらしい声による返事が返ってくる(画面上には、セリフが吹き出し表示される)。そのうえで、ふくまろにしてほしいことを音声で指示すればいい。具体的には、「写真見せて」や「音楽かけて」「動画再生して」などだ。これらにより、「LIFEBOOK」「ESPRIMO」内に保存されているメディアが表示・再生される。
ふくまろはアプリケーションとしてバックグラウンドに常駐しており、「ふくまろ」と呼びかけて認識されると、「まろ?」とかわいらしい声による返事が返ってくる(画面上には、セリフが吹き出し表示される)。そのうえで、ふくまろにしてほしいことを音声で指示すればいい |
加えて、写真や動画閲覧の際は「4月の写真(動画)見せて」、「"地域名・人名"の写真(動画)見せて」(注:事前のタグ付けが必要)といった絞り込みの指示も付け加えられる。音楽再生のときも、アーティスト名やアルバム名での指定が可能だ。またESPRIMO WF2/B3やESPRIMO WF1/B3などTVチューナーを搭載可能なモデルであれば、録画した番組のうちどれを再生するのかといった指定を番組名で行なえる。
こうしたメディアの再生中にもふくまろを呼び「次へ」・「停止」といった指示もできるので、途中で「やっぱり別の写真(動画)が見たいな」「あの曲が聞きたいな」という気分になっても、音声で指示するだけですぐに楽しめるわけだ。
オフラインで音声認識されるため、お子さんに使わせても安心
これらの音声認識からメディア再生までの作業はすべてオフラインで行なわれるので、ネットワーク環境は特に必要としない。音声指示によって意図しないサイトに接続してしまったり、音声認識データがネットワーク経由で漏れるといったことがないので、セキュリティ面をはじめ、お子さんのいるご家庭でも安心だろう。
ちょっと楽しい会話も「ふくまろ」と楽しめる
「LIFEBOOK」「ESPRIMO」搭載のふくまろとは、家族らしいちょっとした会話も楽しめる。各都道府県の今日と明日の天気を調べてくれたり、日付や曜日や時間を教えてくれるのだ。そのほかにも、好きなものや住んでいる所を聞いたりしてみるのもいい。さらに「OK Google」や「アレクサ」と声をかけてみると、「それは人違いまろ」と答えてくるのにはちょっと笑ってしまった。ライバル視しているのかも?
「ふくまろ」を利用できるFMV紹介
「ふくまろ」は、すべてのPCで利用できるわけではなく、富士通のFMV、つまり「LIFEBOOK」「ESPRIMO」シリーズのみに搭載されている。具体的には、以下の製品だ。この機会にぜひチェックしてみてほしい。