週替わりギークス 第77回
副業難民のための『完全パラキャリマニュアル』その3.5「スキルをtoBで売ると、どれくらい稼げるのか!?」
週一の稼働で月7万円からの副業「プロジェクト型業務委託」がすごく楽しい
2018年06月12日 17時00分更新
みなさん、こんにちは! ハピキラFACTORY&ソニーで働く「パラキャリ女子」の正能茉優(しょうのうまゆ)です。
この連載では、副業解禁が進むこの時代、会社に雇われずに「個人」という単位で副業やパラレルキャリアを実現する方法を、いろいろなサービス・アプリを使いながら検証しています!
サラリーマン大国である日本で、副業解禁にともない増えるであろう、なにを副業にしたらいいかわからない「副業難民」たち。そんな副業難民になりそうな人たちが、副業・パラキャリできるようにするにはどうしたらいいのか?
その解決方法を検証していくのが、この「副業難民のための『完全パラキャリマニュアル』」です。
毎回お伝えしているとおり、ルールは3つ。
実践する副業ルール
1.あくまでも「本業」がある中での副業・パラキャリなので、最大でも月に15時間まででできること(1日30分が目安)
2.特別な設備・装備がいらないこと(初期投資でお金がかかるのは現実的じゃない!)
3.本業の人に知られたとしても、問題ない内容であること(競合に手を貸したり、公序良俗に反したりするものはダメ!)
今月は、2018年1月にご紹介した大手通信キャリアさんのコンサルティング案件のアウトプットがひと段落したので、「どれくらいの頻度で働くのか?」「どれくらいのお給料をいただけるのか?」といった、プロジェクト型業務委託の副業としてのリアルをご報告したいと思います。
この企画を始めた数ヵ月前、まずは手軽なフリマアプリで副業してみた結果、手間と手元に入る金額のギャップに驚いた私。そこで、「toCで単価の安いものの数を積み上げて稼ぐ」のではなく、「toBで単価を高くすることで、個人でも大きく稼げる」仕事をやってみようと始めたのが、プロジェクト型の業務委託でした。
今回チャレンジしたプロジェクト型の業務委託とは、社員ではなく、週に複数回行くような頻繁な業務委託でもなく、特定領域に関する深い知見を使って、多くても週に1回程度の少ない頻度でクライアントさんのプロジェクトに関わるお仕事のこと。
この世には、業務委託を請け負いたい個人と、頼みたい企業を結ぶサービスが、いくつかあります。数あるサービスの中でも私は、プロジェクト型の案件を多く扱い、かつ年齢に関係なく、特定の分野に特化した人を「プロパートナー」という形で、紹介してくれるサービス「エッセンス」さんに登録しました。
ここで紹介を受けて始まったのが、大手キャリアさんとの「F1層ユーザーを獲得できるような、新サービス企画のサポート業務」。
先方のオーダーは、
・チームメンバーが男性ばかりのためF1層(20~34歳までの女性)のことがわからないので、F1のインサイトを言語化できる人
・大手企業で新しいことを始める大変さと、その越え方を知っている人
・デザイン思考を使って、サービスを作ったことがある人
というものでした。
この条件は私にとってドンピシャな案件だったわけです。
2017年12月から2018年3月までの4ヵ月間、案件に定期的かつ継続的に携わらせていただき、このたび、業務がひと段落しました。
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