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さとうなおきの「週刊アジュール」 第38回

「Build 2018」アップデート データ編:Azure Cosmos DBがマルチマスター書き込み対応

教室でAzureを使うのに便利な新機能「Azure Lab Services」

2018年05月21日 14時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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Azure SQL Data Warehouse:統計の自動作成

 Azure SQL Data Warehouseは、SQL Serverベースのデータウェアハウス(DWH)サービスです。

 Azure SQL Data Warehouseのクエリオプティマイザーが優れた実行プランを生成するには、統計が必要です。これまで、手動で統計を作成する必要がありましたが、今回、統計を自動作成することが可能になりました。

 詳細は、更新情報「General availability: Automatic creation of statistics in SQL Data Warehouse」、ブログポスト「Azure SQL Data Warehouse now supports automatic creation of statistics」をご覧ください。

Azure Event Hubs:Azure Event Hubs for Kafka Ecosystems

 Azure Event Hubsは、スケーラブルなイベント受信サービスです。

 「Azure Event Hubs for Kafka Ecosystems」のパブリックプレビューが発表されました。

 Azure Event Hubs for Kafka Ecosystemsでは、Kafkaエンドポイントが提供され、既存のKafka対応のアプリケーションをコード変更なしにAzure Event Hubsに対して使うことができます。

 詳細は、ブログポスト「Azure Event Hubs for Kafka Ecosystems in public preview」ドキュメントをご覧ください。

Azure Stream Analytics:セッションウィンドウなど

 Azure Stream Analyticsは、リアルタイムストリーム処理サービスです。

 Azure Stream Analyticsは、これまで、タンブリングウィンドウ、ホッピングウィンドウ、スライディングウィンドウという3つのウィンドウ関数をサポートしていました(最新情報は英語ページを参照)。

 今回、新しいウィンドウ関数として、セッションウィンドウのパブリックプレビューがリリースされました。

Azure Stream Analyticsのセッションウィンドウ

 次の3つの機能が、プライベートプレビューになりました。

  • Azure IoT Edge上のAzure Stream AnalyticsでのC#カスタムコード
  • Azure Blob Storageへの出力の、カスタム属性でのパーティション分割
  • 異常検出向けの組み込み機械学習モデルのアップデート

 詳細は、更新情報「Session windows in Azure Stream Analytics」「C# custom code support for Stream Analytics jobs on IoT Edge」「Blob output partitioning by custom attribute in Azure Stream Analytics」「Updated built-in machine learning models for anomaly detection in Stream Analytics」、ブログポスト「4 new features now available in Azure Stream Analytics」をご覧ください。

Azure Stream Analyticsでの異常検出

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