東芝ダイレクトで販売中の「dynabook RZ73/H」は、重さ約1.32kgで手軽に持ち歩ける軽量コンパクト設計のモバイルノートパソコンだ。CPUはCore i5-7200U(2.5GHz)を搭載するほか、ストレージは128GB SSDを採用。13.3型ながらDVDスーパーマルチドライブを搭載するなど、プライベートからビジネスまで幅広く使える汎用性の高いマシンに仕上がっている。では、実際の性能はどうだろうか。いくつかのベンチマークテストで実力をチェックしてみた。
外出先でもサクサクと作業をこなせるパフォーマンス
まず、PCの総合的な力を見るベンチマークである「PCMark 10」を計測。総合スコアは2917と、悪くない数値を記録している。モバイルノートだと非力なイメージを持つ人もいるかもしれないが、これなら外出先でも作業をサクサクとこなせるだろう。
dynabook RZ73/HのGPUは、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 620を採用している。このグラフィック性能についてもチェックしてみた。
3D性能が測定できる「3DMARK」を実行してみたところ、「Fire Strike」が760、「Sky Diver」が3390、「Time Spy」が332と、十分なスコアを記録。モバイルノートの場合、DirectX 12対応のTime Spyが動作しないケースもあるが、dynabook RZ73/Hは見事に完走した。
ライトなゲームなら設定次第で楽しめる!
では、3Dゲームタイトルがどの程度まで動作するのかをチェックしてみたい。「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を1920×1080ドットのフルスクリーンモードで実行してみた。その結果、最も負荷の低い「標準品質(ノートPC)」で「設定変更が必要」となった。FFXIVくらいの負荷のゲームをフルHDで遊ぶのは難しそうだ。
そこで、今度は負荷が低めの「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.51」を同じく1920×1080ドットのフルスクリーンモードで実行してみた。こちらは「グラフィック設定」が「低品質」と「標準品質」で「普通」、「最高品質」で「やや重い」という評価になった。
これらのベンチマーク結果から、負荷が高いタイトルは厳しいものの、比較的ライトなタイトルであれば設定しだいで十分に遊べるのがわかった。もちろん、より負荷の低いブラウザーゲームなどはサクサクと楽しめるだろう。
dynabook RZ73/Hは、どこへでも気軽に持ち歩ける機動性と、ストレスなく作業ができるパフォーマンスを両立した、バランスのよい13.3型ワイドモバイルノートといえる。シックなカラーと高品位なデザインで、プライベートからビジネスまで幅広く使えるのも魅力だろう。オールマイティーなモバイルノートがほしいという人に、ぜひオススメしたい1台だ。
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東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook RZ73/Hの場合、東芝ダイレクトの直販価格は17万4960円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は9万8064円(5月18日現在)からとなっている。
このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!
試用機の主なスペック | |
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機種名 | dynabook RZ73/H |
CPU | Core i5-7200U(2.5GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 128GB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット) |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1 |
インターフェース | USB 3.0端子×3、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、マイク入力/ヘッドフォン端子、有線LAN端子、SDカードスロットなど |
サイズ/重量 | およそ幅316×奥行229×高さ17.2~21.4mm/約1.32kg |