すでに多くのモデルを発売中のLGエレクトロニクス
LGエレクトロニクスは4月に有機ELテレビ「W8P」を含む4Kテレビ9モデルを発表。ほとんどのモデルがすでに発売済みとなっている。
有機ELで一番安いのは、55V型のスタンダードモデル(55C8PJA)で実売47万5000円前後。液晶テレビでは43V型のエントリーモデル(43UK6300PJF)が実売13万円前後となっている。
OSは従来通り「WebOS」を搭載し、スマートフォンの画面を全画面でなく子画面として表示できる「モバイルコネクションオーバーレイ」機能などを搭載する。
LGもBS/CSの4Kチューナーは内蔵しておらず、放送を受信するには別途外付けチューナーが必要だ。
独自AIサービスを利用できるシャープ「AQUOS 4K AU1/AJ1」
シャープは3月に70V型の4K液晶テレビ「4T-C70AU1」および60/55/50/45V型の「AJ1」シリーズを発表。すべて発売済みで、C70AU1が55万円前後、60インチの「C60AJ1」が26万円前後となっている。
いずれもOSにAndroidを採用し、AIクラウドサービス「COCORO VISION」に対応。視聴者の好みの番組を学習し、おすすめ番組を提示してくれる。
BS/CSの4Kチューナーは内蔵しておらず、放送を受信するには別途外付けチューナーが必要となる。
4Kチューナー内蔵の液晶テレビの
フラッグシップは4K放送合わせで登場?
サッカーW杯を新しいテレビで見たい、ということなら上記のテレビを検討してもいいだろう。
ただし、東芝、ソニー、パナソニック、シャープは今回、4K液晶テレビのフラッグシップモデルをリリースしていない。
深読みすると、12月の4K放送開始に向けて温存している、とも考えられる。いずれのメーカーも4Kチューナー内蔵モデルをフラッグシップとして発表する可能性があり、今後も注目だ。