ASUS JAPANは4月27日、867+300Mbpsデュアルバンド無線LAN中継機「RP-AC55」を発表した。発売予定日は5月18日で、実売想定価格は6000円前後。
無線LANの通信規格「IEEE802.11ac」に対応し、さまざまなルーターと連携が可能。死角をなくし、部屋の隅々までWi-Fiネットワークを送り届けられるという。5GHz帯で通信速度は最大で867Mbps。
「ASUSエクステンダーアプリ」で中継機のセットアップもできる。スマートフォンやタブレットから数回のタップで、無線LANルーターのログイン情報を中継機へ転送することや、適切な設置場所を探すことができる。
アクセスポイントやメディアブリッジとしても利用可能。アクセスポイントモードでは無線LANルーターと有線接続することで、各デバイスと無線接続できる。メディアブリッジモードでは、無線LANルーターと中継機をワイヤレスで接続し、デバイスはLANケーブルで中継機に接続できる。
本体の前面には無線LANの受信状態を確認できるLEDインジケーターを搭載。LEDインジケーターを見ればRP-AC52の最適な設置場所がわかるという。WPSボタンを使用することで無線LANルーターと自動接続も可能。詳細な設定はパソコンと本体をLANケーブルで接続し、ユーザーインターフェースからできる。
仕様は以下のとおり。
RP-AC55
Wi-Fi対応規格:IEEE802.11ac/n/a/g/b
対応周波数:5GHz、2.4GHz
最大転送速度:IEEE802.11ac(867Mbps)、IEEE802.11n(300Mbps)、IEEE802.11a/g(54Mbps)、IEEE802.11b(11Mbps)
搭載アンテナ:外付け2本
インターフェース:LAN(RJ45)×1
サイズ:幅52×奥行き32×高さ93mm