アルクとシャープは3月29日、アルクの運営する子ども向け英会話教室「アルク Kiddy CAT英語教室」で、シャープのモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した授業の実証実験を5月より開始すると発表した。
東京都内の2ヵ所の教室で5月から8月まで実施。小学校低学年のクラスを対象に、小学生向け英語教材「STEP」をインストールしたロボホンを教室に設置して、音声認識・発話機能を活かしたロールプレイ形式の学習を展開する。正確な発音で話しかけるとロボホンが英語で応答し、ロボホンからは身ぶり手ぶりを交えた英語で質問されるという。
両社は実証実験を通じて、英語の習得度や自発的な発話量の変化などを検証。2018年度中に対象教室数を拡大し、将来的には生徒一人一人の学習状況に応じた予習・復習のサポートが可能な自宅学習プログラムの導入も検討するとしている。