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クァルコム、 一体型VRヘッドセットの開発モデルを発表

2018年02月28日 17時25分更新

文● みたらし/Mogura VR

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 クァルコムは、新しいスタンドアロン型VRヘッドセットのリファレンスモデル「845 VRDK」を発表した。前作と比べ省電力性や処理速度などが向上しており、片目2000×2000ピクセルの超高解像度を実装する可能性もあるという。

845 VRDK

 同社の発表によると、消費電力は前作と比べ3割の削減に成功し、グラフィックス処理のスピードは3割向上。視線追跡技術と「Adreno Foveation」と呼ばれる独自技術を利用し、ユーザーの視点以外の場所のエネルギーを落とすことが可能になったという。

 新モデルでも前作と同様に、位置トラッキングやハンドトラッキング用のセンサーを搭載。外部のセンサーを設置せずに、インタラクティブなVR体験をできる。またセンサーの機能も向上しており、物理世界の障害物をマッ​​ピングして検出し、オブジェクトを仮想世界に統合することが可能になったという。845 VRDKが反映された製品は各メーカーから2018年後半を目処に発表される可能性が高いと見られている。

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