2018年、私たちは、80年代のポピュラーな映画でイメージしていた「未来」そのものの世界に生きています。空飛ぶ車にはまだ乗っていませんが、インターネットに接続されたユニークなデバイスがたくさん出現しています。フィットネス履歴の管理、照明のオン・オフ、仮想現実の世界を体験するなど、何でも可能です。モバイル デバイスも多目的化され、私たちは常にさまざまな形で大切な人たちと繋がっていられるようになりました。そこで、間もなく開幕するモバイル イノベーション最大の見本市「モバイル ワールド コングレス」(Mobile World Congress: MWC)に先立ち、コネクテッド ライフスタイルの現状と、そこでセキュリティが果たす重要な役割についてお話ししたいと思います。
現代型のコネクテッド(インターネットに接続された)ライフスタイル
昨年のMWCからの教訓を振り返ってみると、プロバイダーは確かに、現代のニーズに合わせてモバイル デバイスを適応させています。具体的には、高画質カメラ、防水、優れた充電機能やバッテリーなど、今あるニーズに応えた新しい高度な新機能がデザインされました。IoTデバイスも同様です。メーカー側は、2018年現在の私たちの生活様式に合わせ、個人化や高度化を進めた製品を開発しています。この傾向は、近年、ますますデバイスを手放せず、完全なコネクテッド ライフスタイルを送る消費者側の動向を反映しています。また、エコシステム全体が5Gに接続される日も遠くないので、この傾向が衰える兆しは全くありません。
大事なものを保護する
デジタルが作る未来を享受するには、ユーザーのオンライン活動や個人データを安全に保つことが大切です。デバイスを狙う脅威は環境に適応し、高度化しています。何百ものアプリをトロイの木馬へと変貌させる脅威もあれば、ボットネット軍を編成するためにデバイスを感染させる脅威もあります。こうしたことから、本年度のMWCでは、「すべてがインターネットに接続されている」現代世界を守るためのマカフィーの計画について紹介したいと思います。
マカフィーはパートナーと協力し、セキュリティはウイルス対策に留まらないことを認識することで、このような時代の中、4億人以上のユーザーの安全を守ることを目指します。自宅、職場、外出先を問わず、インターネット上の安全を守りながらも、「デジタル生活」を最大限享受できるソリューションで、ユーザーの個人情報を守ります。ただし、これはマカフィーが単独で実現できることではないため、SamsungやTelefónicaなどのパートナーが、セキュリティは最初から組み込まれていなければならないという考えを共有し、デジタル ライフスタイル全体の安全を守るマカフィーの使命を支えてくれます。
詳しい実現方法は、マカフィーのCEOであるクリス・ヤング(Chris Young)が今年のMWCの基調講演を務めます。モバイル テクノロジーが何十億人もの人々の間に急速に普及することで、デジタル経済に対してどのような作用があるのか、またこの成長がどのように私たちのビジネスのやり方を変化させ続けるのかについて詳しく追及します。
MWCにご来場なさる方も、遠方から映像でご覧になる方も、デジタルが作る未来を守るためのマカフィーのミッションに関する詳しい情報にご期待ください。また、ユーザーやモバイル セキュリティ脅威に関する重要な最新情報を取得するには、Twitterで私や@McAfee_Homeをフォローしたり、ポッドキャストでHackable?を視聴したり、Facebookで「いいね!」をしてください。
※本ページの内容は、2018年2月20日更新のMcAfee Blogの内容です。
原文: MWC Preview: Tailoring Security to the Modern Connected Lifestyle
著者: Gary Davis