LJL 2018 Spring SplitがRed Bull Gaming Sphere Tokyoで観戦できる
スポーツ観戦さながらの熱気! プロリーグのLJLを生で観てきた
2018年02月15日 16時00分更新
「LJL 2018 Spring Split」開幕
2月9日、「リーグ・オブ・レジェンド」の国内プロリーグ「League of Legends Japan League(以下、LJL)」の2018年シーズン前半戦となる「LJL 2018 Spring Split」が開幕した。2018年から、中野にオープンしたばかりの「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」で全試合を観戦できるようになった。観戦方法は、LJL公式ホームページを参照してほしい。
リーグ・オブ・レジェンドは、2009年に米国でサービスを開始、2016年9月時点で月間アクティブプレーヤーが1億人を突破し、世界各地で大規模な大会が開催されているオンラインゲーム。マルチプレーヤーオンラインバトルアリーナ(通称MOBA)と呼ばれる5人対5人の対戦型PCゲームで、プレーヤーが操作する「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターで相手本陣の攻略を競う。RTS(リアルタイムストラテジー)のテンポと迫力にRPG要素が加わり、スピード感ある展開が特徴だ。
LJL 2018 Spring Splitの出場チームは、「7th heaven」「DetonatoN FocusMe」「PENTAGRAM」「Rascal Jester」「Unsold Stuff Gaming」「V3 Esports」。レギュラーシーズンは2月9日から3月31日までで、全6チームでBO3(2試合先取制)の総当たり戦を実施する。スケジュールは、公式サイトでチェックしてほしい。
今回は、パソコン工房が展開しているゲーミングブランドLEVEL∞(レベルインフィニティ)がスポンサードしているプロゲームチームの7th heavnが出場すると聞いたので、実際に観戦してきた。
リーグ・オブ・レジェンドの大会はゲーム観戦よりスポーツ観戦に近い
Red Bull Gaming Sphere Tokyoは、中野駅南口からまっすぐ進んだ場所にある。地下1階に会場があり、扉を開けて中に入ると、“知る人ぞ知る”といった雰囲気の空間が広がっていた。
対戦は様々な場所にあるモニターで観戦でき、出場チームの選手が戦っているところを間近で観ることも可能だ。なお、Red Bullが手掛けているゲーミングスペースだけあって、レッドブルを無料で提供しており、飲みながら観戦できる。
対戦を観戦していて印象的だったのが、チームごとにファンがいたり、対戦開始前はチーム名を連呼して応援したり、素晴らしいプレーが飛び出したら歓声が沸いたりと、ゲームというよりはスポーツの試合観戦に近い雰囲気だった点だ。会場では選手たちの緊張感や気迫を生で感じられるため、Twitchで観戦するのとはひと味違う体験ができる。
第1試合はEvi選手の猛攻に苦戦
観戦したのは7th heaven対DetonatoN FocusMe。Game 1の序盤は互いを警戒しながらの動きが続いたが、raizin選手とEvi選手が1v1となり、raizin選手が絶妙なタイミングでストップウォッチを発動。さらにSavage選手も追撃にかかるが、Evi選手が逃げ切り逆にSavage選手が孤立してしまい、Steal選手にファーストブラッドを奪われてしまう。個人技の応酬に会場のボルテージも一気に上がった。
Evi選手を中心に戦略を作り上げてきたDetonatoN FocusMeの攻撃に苦戦を強いられる7th heaven。イケイケなEvi選手は止まることなく、7th heavenはなかなか仕掛けられずに試合が進み、結局DetonatoN FocusMeがGame 1を制した。
逆襲の7th heaven、得意の連携プレーが炸裂
Game 2は、Game 1の逆襲といった感じでraizin選手とSavage選手がEvi選手を倒してファーストブラットを取り、続けてRokenia選手もCeros選手をソロキル。その後もSavage選手のタワーからのダメージをRokenia選手がカバーしたり、スタンを受けてしまったSavage選手をHaretti選手とThintoN選手がカバーするなど、7th heavenの強みであるチームの連携を発揮。
中盤から集団戦の強さをみせて有利な試合運びを展開し、Game 1で大暴れしてGame 2でもいい動きをしていたEvi選手を苦しみながらもうまく抑え込み、Game 2は7th heavenが逆転する形で取り返した。
勝負が決まるGame 3
勝負が決まるGame 3は、DetonatoN FocusMeもチームワークを発揮。じわじわと連携プレーを見せながらキルを重ねていき、7th heavenは苦戦を強いられる。22分の段階でバロンを取り、着々と優勢な状態を作り上げていくDetonatoN FocusMe。7th heavenは何とか抵抗しようとするものの、猛攻を止められず、Game 3はDetonatoN FocusMeの勝利となった。
リーグは始まったばかり、今後の展開に期待!
今回惜しくも敗れてしまった7th heavenだが、LJL 2018 Spring Splitはまだ始まったばかり。2戦目では強みである連携プレーも存分に発揮されていたので、今後の展開に期待したい。また、7th heavenのメンバーに2018年の意気込みも聞いたので紹介する。
7th heaven | ||
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SUMMONER | POSITION | 2018年の意気込み |
raizin選手 | Top | 今回で2期目のLJLになります。前回は初のLJLだったので緊張もしていましたが、今期は少し落ち着いて周りを見渡せるようになりたいと思っています。今年の目標は昨年立てなかった決勝の舞台に立つことです。 |
Savage選手 | Jungle | 去年は初めての海外ということもあって、最初は中々なじめずに調子が良くなかったのですが、後半から自分の実力を出すことが出来ました。今年はメンバーもほとんど変わっていないので、優勝を十分狙えるチームになってると思います。 |
Rokenia選手 | Mid | 優勝はもちろん狙いますが、まずは3位以内に入ってプレーオフ進出するのが第一だと考えています。チームメンバーの変更が少ない分、前シーズンの自分たちの実力から底上げが出来てます。今は前シーズンで課題だったコミュニケーション、連携の部分を重点的に練習していて、練習の効率、量ともに良くなっている実感があります。今シーズンも僕のキャリーに期待してください。 |
Haretti選手 | ADC | 今回から7thの一員になったので、7thファンの方々の期待に応えられるようにがんばりたいと思っています。目標は古巣USGを倒しLJLで優勝すること。そのためにコーチとオーナーからの厳しい指導のもと日々練習に励んでいます。今回からさらに進化した僕に注目してください。 |
ThintoN選手 | Support | 今シーズンの目標はプレイオフ出場です。今はそれを目指して個人練習としてはソロランクをたくさん回すこと、また動画を見て勉強してます。チーム練習も増えてきていて、やるたびに自分たちのチーム力が上がっているのを感じてます。今年は悔しい結果にならないように頑張ります。 |
SatoRy選手 | Sub | 目標は勿論LJL優勝です。そのために取り組んでいるのは毎日15戦以上LOLをプレーすること、Scrimで失敗したところなどの見直しをして修正し、次のSoloq.Scrimに活かすことを心がけています。今年は自分にできることを精一杯やって優勝したいです。 |
7th heaven推奨ゲーミングPCで、リーグ・オブ・レジェンドをプレーしよう!
7th heavenとスポンサー契約を結んでいるLEVEL∞(レベルインフィニティ)は、7th heavenとコラボレーションした「7th heaven推奨パソコン」を販売している。ラインアップは、GeForce GTX 1060(3GB GDDR5)搭載の「LEVEL-C37N-i5-RNJ-7th」、GeForce GTX 1060(6GB GDDR5)搭載の「LEVEL-M037-i7-RNR-7th」、GeForce GTX 1080 Ti(11GB GDDR5X)搭載の「LEVEL-R037-i7K-TXVI-7th」。
LEVEL-C37N-i5-RNJ-7thは、Core i5-8400(2.8GHz)、GeForce GTX 1060(3GB GDDR5)、8GBメモリー、1TB HDDという構成だ。OSはWindows 10 Home(64bit)を採用する。電源は500Wで、80PLUS SILVER認証を取得している。価格は12万4178円。
LEVEL-M037-i7-RNR-7thは、Core i7-8700(3.2GHz)、GeForce GTX 1060(6GB GDDR5)、8GBメモリー、240GB SSD、1TB HDDという構成だ。OSはWindows 10 Home(64bit)を採用する。電源は500Wで、80PLUS SILVER認証を取得している。価格は14万5778円。
LEVEL-R037-i7K-TXVI-7thは、Core i7-8700K(3.7GHz)、GeForce GTX 1080 Ti(11GB GDDR5X)、16GBメモリー、250GB SSD(M.2接続/NVMe対応)、1TB HDDという構成だ。OSはWindows 10 Home(64bit)を採用する。電源は500Wで、80PLUS SILVER認証を取得している。価格は19万7618円。
エントリーモデルのLEVEL-C37N-i5-RNJ-7thでもリーグ・オブ・レジェンドが快適に遊べるほか、ハイエンドモデルのLEVEL-R037-i7K-TXVI-7thではプレー動画配信にも対応する性能を持っている。これからリーグ・オブ・レジェンドを始めたい人や、より快適な環境で遊びたいという人は、ぜひ検討してほしいマシンだ。詳しいスペックなどは特設サイトをチェックしてほしい。
今年から観戦可能となったLJL 2018 Spring Split。実際に行ってみると、生でプロゲーマーの戦いを大勢の人が観にきており、予想以上に盛り上がっていた。今まで動画で観戦していたという人も、e-Sportって最近よく聞くので気になっているという人も、1度Red Bull Gaming Sphere Tokyoに足を運んでその熱気を感じてみてほしい。
Red Bull Gaming Sphere Tokyo
所在地:東京都中野区中野3丁目33-18 フェルテ中野 B1F
公式サイト:https://www.redbull.com/jp-ja/projects/red-bull-gaming-sphere-tokyo
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