東京大学は2月1日、連携研究機構「バーチャルリアリティ教育センター」(VR教育センター)を全学組織として設置し、活動開始を発表した。基礎研究の推進およびVRの様々な分野への応用を目指した教育研究の基盤整備を掲げ、東京大学としてVRに取り組んでゆく姿勢を打ち出した形となる。
VR教育センターでは、基盤研究部門と応用展開部門の2部門を設置。VR分野を担う人材育成の方法論の確立し、VRを利用した教育普及を推進する。また、他大学や博物館などの施設・企業とも連携を深め、バーチャルリアリティ教育センターとの教育体系推進を産学連携のもと進めることも明らかにした。研究に対する企業からのフィードバックの還元にも「期待している」とのことだ。