では、実際に体験できるコンテンツはどうなのか。まず始めに体験した「THE MUMMY PRODIGIUM STRIKE」は、銃型のコントローラーを持ち、ゾンビを銃で倒しまくるゲーム。座った状態からプレイを開始。最初はヘリコプターの中から始まり、地上で逃げ惑う車を追っている大量のゾンビを撃ちまくる。リロードの必要がないため、トリガーを引き続ける方が、ゾンビを倒しやすい。
一定時間の後、ヘリコプターが落とされ、地上戦に。周囲は薄暗い森?の中で、崖の上から車に群がるゾンビを撃ちまくる。薄暗いためか、アセットの問題か遠方にいるゾンビのディテールがわかりづらかったのが少し残念。
しかしながら、視野角の広さは素晴らしく、大量のカラス?が視界の端から目の前を横切る際などは、従来のVRHMDよりも早く認識。この現実とほぼ変わらない空間の広さをダイレクトに感じられるのは、StarVRの魅力だと感じた。
ゲームは襲われている車に乗っている人と、自分の左右で一緒に戦う兵士を守ることで高いポイントを稼げるとのこと。ヘリが落ちてからは、基本は崖の上からの銃撃戦になるが、時々ゾンビが飛び上がって来たり、手で抱えるほどの大きな蜘蛛が足元から襲ってくる。
自分だけでなく、蜘蛛やゾンビに仲間の兵士も襲われるので、崖下だけでなく左右にも気を配る必要があり、割と忙しい。攻撃は銃撃のみと、よく言えばシンプル、悪く言えばたんぱくなので、何かのアクションで武器を切り替えたり、追加のボタンでグレネードを撃てたりといったアクションがほしかった。