MISFIT初の心拍センサー内蔵モデル
本体背面には心拍センサーはMisfitアクティビティでのトラッキング中以外にも、「Pulse」アプリでも計測可能。計測した数値はログとしてしっかりと残るので、日常の状態を計測しておきたいユーザーにもピッタリ。Vaporは使い始めれば日中は装着しっぱなしということになるので、手動でも手間はかからないものの、できれば定期的に脈拍を計測する機能があれば計測し忘れることもないので、機能追加を期待したいところだ。
ちなみにWi-Fi機能も搭載しており、単体でWi-Fiのアクセスポイントに接続し、ファイルのダウンロードなどが可能。アクセスポイントのパスワード入力はスマートフォンから行うため、初回接続時にはスマートフォンが必要だが、いったん設定すればスマートフォンと連携が切れていても単体でインターネットに接続できるので、スマートフォンが手元になくてもアプリをストアからインストールしたり、フェイスをダウンロードといった作業もできる。スマートフォンのパケットを節約することもできるのでWi-Fiの搭載自体はうれしいポイントだ。
充電は専用のケーブルを使用。ワイヤレスチャージではなく、接点をあわせる接触型の充電で、本体背面と充電アダプターの位置をしっかりと合わせて装着する必要がある。マグネット式なので一応本体と充電アダプターは張り付くものの、マグネットが意外と弱いのでちょっと本体やケーブルに衝撃を与えると外れてしまうこともあったので、充電には注意が必要だ。
ほとんどアプリなどをインストールしてない状態で、深夜2時にフル充電にして装着。就寝を経て、翌日ウォーキング1回と心拍数計測2回を行ったところ、18時頃には約10%のバッテリー残量に。スペック上の連続使用時間は2日間だが、実際はギリギリ1日もつといった感じで、毎日充電が必要。最新のタッチディスプレーモデルと比べるとやや連続使用が短く、やはり心拍数の計測といった機能がスタミナに影響しているようだ。
ただしVaporには睡眠時間を計測する機能がないので、充電は就寝時に行えばオーケー。睡眠のトラッキングをしたい場合は、ほかのMISFITデバイスを装着するなど工夫が必要といえる。
ケースの厚さは約13.5mm。心拍センサーなどを装備しており、ベルト装着部分も背面に近いためやや厚みのある印象。ベルト装着時の重量は約67g。付属のベルトはシリコン素材で軽量なため、腕に装着するとケース部分に重みを感じるが、このあたりの装着感は好みが分かれそうだ。
同梱物は充電用のケーブルのほか、専用のポーチも付属。ポーチに入れて持ち運び、普段は別の時計を装着して、トレーニングの時だけVaporを装着するといった使い方に便利。MISFITらしくスポーツのアクティビティトラッキングに比重を置いたスマートウォッチに仕上がっており、カラダを動かすのが好きなユーザーが選ぶなら候補の筆頭としてオススメできるスマートウォッチだ。
MISFIT VAPOR | |
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ディスプレー | 丸型1.39インチ(およそ35mm)、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)、326ピクセルのタッチスクリーン |
CPU | Qualcomm Snapdragon Wear 2100 |
ストレージ | 4GB |
OS | Android wear 2.0 |
バッテリー | フル充電で約2日間連続使用可能(公称) |
防水 | 50m |
主な仕様 | Bluetooth、Wi-Fi、加速度センサー、心拍センサー、コネクテッドGPS、高度計、ジャイロスコープ センサー、マイク |
主な機能 | 活動量のトラッキング、各種通知の受信、スタンドアローン音楽プレーヤー(時計本体に音楽プレーヤー内蔵) |
ケース素材 | ステンレススチール |
サイズ | ケース径44mm、厚さ13.5mm、ストラップ幅20mm |
バリーション | ブラックステンレススチールケース×ブラックシリコンストラップ(MIS7000)、ローズゴールドステンレススチールケース×ネイビーシリコンストラップ(MIS7001)、*ステンレススチールケース×ブラックシリコンストラップ(MIS7004) *MIS7004はAmazon.jp限定販売 |
価格 | 2万7864円 |