ベゼル部分もタッチセンサーになっていて、なぞることでスクロールなどに使える
独自UI「バーチャルベゼル」で画面のスクロール
物理ボタンはひとつだけだが、ディスプレーだけでなくベゼル周辺もタッチセンサー「バーチャルベゼル」になっていて、指でなぞることで画面のスクロール操作が可能。スクロールする距離が長い場合はディスプレーで操作すると何度もタッチ&スワイプをする必要があるが、ベゼル周辺のタッチなら、ぐるぐるとなぞって連続でスクロールできるので、素速く操作できる。
特にウォーキングやランニングをしているときは、腕も動いてしまうため、画面をタッチして操作するよりも縁を触る方が操作しやすいというユーザーも多そう。ただし筆者はどちらかというと縁をなぞるより、ディスプレーを触ったほうが反応も良く操作しやすかったので、このあたりは好みの分れそうなところだ。
スマートフォンとの連携は、Android WearアプリだけでなくMISFIT専用アプリにも対応。従来のMISFIT製品で使用するアプリと同じなので、すでにほかのMISFITデバイスを使用してデータを取っているユーザーは、新たにVaporを追加登録すれば引き続き同じアカウントでデータの蓄積ができるのはうれしい。
スマートフォンから操作しなくても、プリインストールされている「Misfitアクティビティ」でウォーキングやジョギング、サイクリングといったトレーニングのトラッキングに対応。アプリを起動させて、「ウォーキング」、「ランニング」、「サイクリング」、「水泳」、「ハイキング」の5つからトレーニングの種類を選び、「開始」をタップすれば計測スタートする。
計測中は移動距離やトレーニング時間、心拍数がチェックできるほか、スマートフォンと連携したコネクテッドGPS機能で地図と現在地の表示にも対応。旅行先などでトレーニングをする場合に便利だ。
またMisfitアクティビティでは、音楽再生のコントロールにも対応。スマートフォンを取り出さなくても曲送りなどの操作ができるので、気に入った音楽を聴きながらウォーキングなどが楽しめる。