フォッシルグループのMISFITが、スマートウォッチ「MISFIT Vapor(ヴェイパー)」(以下Vapor)の日本国内向け先行予約の受付を12月1日から開始した。発売は12月8日からだ。ブランド初のタッチディスプレーと心拍センサーを搭載し、OSはAndroid Wear 2.0。接続するスマートフォンはAndroid、iPhoneともに利用できる。公式サイトの直販価格で2万7864円となっている。
高コントラストなAMOLEDディスプレー採用
ディスプレーは1.39インチ(326ピクセル)で、約35mmの真円タイプを採用。液晶ではなくAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)を採用しているが、自発光型が苦手と言われる屋外の明るい場所でチェックしたところ、輝度が高くシャープでかなり見やすいと感じた。またアクティビティログなどの文字も大きめなので、1.39インチサイズでも十分情報が読み取れる。CPUはSnapdragon Wear 2100でストレージは4GBとなっている。
50m防水でベルトの取り外しもカンタン
日常使いのアクティブトラッカーとしてだけでなく、スポーツやフィットネス向けウェアラブルデバイスを手がけてきたMISFITということもあり、50m防水機能を装備。雨や汗といった水気だけでなく、プールなどの水中でも問題なし。ベルトも取り外し可能なボタン式になっているので、汗でべっとり汚れてもケースから外してそれぞれ丸洗いできるのがうれしい。
ボタン類は本体右側面の電源ボタンのみ。ホームボタンとして利用でき、長押しでGoogleアシスタントが呼び出せるなと、Android Wear 2.0の仕様に準じた動作となっている。そのほか特定のアプリを呼び出すハードウェアボタンなどはないので、スッキリとしたシンプルなデザイン。あれこれボタンを設定したり操作を覚える必要がなく使いやすい。