ファーウェイは28日に新製品発表会を開催し、「Mate 10」シリーズのフラッグシップモデル「HUAWEI Mate 10 Pro」、ミドルハイモデル「HUAWEI Mate 10 lite」を発表した。
12月1日(liteは12月8日)の発売に先がけて、タッチ&トライで2モデルを触ってきたので、フォトレポをお届けする。
AIを搭載したフラッグシップ
「HUAWEI Mate 10 Pro」
ミュンヘンではベースモデルの「HUAWEI Mate 10」が発表されていたが、日本で発売されるのはこのフラッグシップ「Pro」とミドルハイの「lite」の2機種。
HUAWEI Mate 10 Proはフラッグシップにふさわしいスペックで、6型(1080×2160ドット)有機ELディスプレー、SoCにファーウェイ独自開発のチップセットKirin 970(オクタコア)を搭載し、メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GBとノートパソコン顔負け。OSは最新のAndroid 8.0がプリインストールされている。サイズは約74.5×154.2×7.9mm、重さは約178g。
Leicaデュアルレンズを採用するカメラは、2000万画素のモノクロセンサーと、1200万画素のカラーセンサーのデュアルレンズを搭載。F値は同社比で最高の1.6となったので、暗い所や夜間がこれまで以上に撮りやすくなった。インカメラはシングルだが800万画素でF値2.0とまずまずのスペック。
そして本機のウリである「AI」を搭載したことにより、あらかじめインプットされている1億枚の画像から被写体をリアルタイムで解析し、明るさやコントラストなどのパラメータを実際の色味に近く調整してくれる。
ほかにはDSDS(デュアル4G/デュアルVoLTE)に対応(ただし、国内でのVoLTE対応はソフトバンク網のみ)、IP67の耐水・防塵、PCモードでディスプレーと接続可能。