VRコンテンツ開発を手掛けるナーブは、不動産向けのトータルITソリューションを提供するギガプライズと資本業務提携契約の締結を発表した。ギガプライズはナーブに対して総額5000万円の出資を実施する。
ナーブはVRコンテンツ開発に特化し、不動産事業を中心にさまざまな事業分野で利用可能な企業向けVRコンテンツ配信プラットフォーム「ナーブVRクラウド」の開発や、ビジネス利用特化のVR端末「CREWL」の開発をしている。
両社およびギガプライズの連結子会社であるフォーメンバーズ社は、不動産内見および不動産仲介・売買賃貸業務を効率化の実現などを目的とするVR遠隔接客店舗「どこでもストア」を2017年7月1日にイオン品川シーサイド店に出店している。
どこでもストアは、2017年度内に首都圏を中心とした商業施設内など25ヵ所への設置を目標としてサービス展開をしていくとのこと。
今回の提携により、どこでもストアやそれに類するサービスの展開やVR技術を用いたIT重要説明事項に関わる新サービスなど、ギガプライズが持つネットワークインフラ、システム開発力およびナーブの持つVR技術を活用した共同開発をしていくという。