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最大120TB、ストレージサーバーの設置面積を大幅に減らせる

1Uサイズに12台のHDD収容できるラックマウント型ネットワークストレージ「ReadyNAS 2312」

2017年09月26日 13時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「ReadyNAS 2312」

 ネットギアは9月26日、ラックマウント型ネットワークストレージの新モデルとして1Uサイズに12台のHDDを収容できる「ReadyNAS 2312」を発売した。

 収容できるHDDは3.5型でSATA接続。1ドライブあたり最大10TBが利用可能。設置面積あたりのデータ保存容量を増やせるため、大量のデータを保存する監視カメラ映像記録などの用途に向いているほか、サーバー設備を省スペース化できる。

本体前面(上)と背面(下)

 サーバーはインテルAtom C3538や2GBメモリー、USB×2、1000BASE-T×4を装備。サイズはおよそ幅486×奥行き934×高さ44mm(ラックマウントブラケット含む)、重量はおよそ13kg(HDD含まず)。RAID 0/1/5/6/10/50/60およびX-RAIDを構築でき、Btrfs(バターファイルシステム、またはビーツリーファイルシステム)の採用により、従来は大企業やキャリア向けのストレージ機器でしかサポートしていなかった実施回数無制限のスナップショット機能も実装する。

 ディスクレスモデルの価格は32万4000円。ディスク内蔵モデルも用意され、エンタープライズクラスの4TB HDD×12台を内蔵して価格は118万8000円。

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