編集部にいると電源タップについていろいろと思うことがあります。具体的に言うと「コードがごちゃごちゃしすぎではないか」と考えてしまう。何しろ電化製品が多すぎる。タコ足配線のことを“スパゲッティー”といったりしますが、アスキーはさながら行列のできるパスタ店状態です。
しかしながら、現代ではどうしてもコンセントを差す場所が必要になる。テレビ、パソコン、家電、スマホ/タブレット/携帯ゲーム機。これらをフル稼働させて我々は快適に暮らしているわけで、電源タップはどうしても必需品。でもコードが絡まるのはいやだな。待機電力も気になるからオン/オフもこまめにしたいんだけど、その都度机の下に手を伸ばすのもどうかしら。
「こんなの電源タップじゃないわ、コードが絡まったカヌーよ!」とお嘆きのあなたに「だったら(テーブルに)置けばいいだろ!」と主張する、テーブルタップ「BOXTAP(ボックスタップ)」(6480円、8月上旬発売、予約受付中)はいかがでしょう。アスキーストアでとても売れています。
主電源スイッチ、各コンセントの個別ON/OFFスイッチ、そして現代社会のマストアイテム・USB充電ポートをそなえたテーブルタップです。本体には主電源コードとプラグ差込口5ヵ所、コードを収納できる空間が確保されています。一番左の差込口はスペースが広くなっており、大きいアダプターにも対応。
普通の電源タップは差し込み口の付近にスイッチがあるわけですが、BOXTAPは本体の背面に差し込み口があり、スイッチは前面に配置。オンにすると赤く光り、使用箇所がひと目でわかります。使わない時にはスイッチオフで待機電力をカットしやすいですね。スイッチにはアイコンステッカーを貼ると、機材の種類が一目瞭然です。
フタを閉めた時に熱がこもりにくいよう、通気性にも気を使ったデザインです。シンプルな配色なので、テーブルに置いても違和感がありません。主電源のコード長はおよそ1.8m。本体サイズは幅300×奥行き170×高さ88mm、重量はおよそ1.5kg。
電源コードをスッキリまとめるだけでなく、オン/オフも容易にして、なおかつUSBの充電までできてしまうという、なかなかスグレモノのアイテムです。ぜひチェックしてみてください。