MMD研究所が12日発表した「2017年フリマアプリに関する利用実態調査」によると、フリマアプリ利用経験は46.6%で、昨年より10.9ポイント増となった。利用しているフリマアプリの上位は「メルカリ」「ラクマ」「Fril」。
「メルカリ」利用率は74.1%でトップ
同調査は「スマートアンサー」による共同調査で行われ、スマートフォンを所有する10~60代の男女23107人による事前調査と、事前調査で「フリマアプリの利用経験がある」と回答した13~39歳の男女1837人を対象に実施したもの。実施期間は、事前調査が6月7日~12日、本調査が6月9日~12日。
事前調査でフリマアプリの利用経験について聞いたところ、「現在利用している」と回答した人が31.4%、「過去に利用したことがある」が15.2%となり、合わせて46.6%が利用したことがあると答えている。利用しているフリマアプリは、「メルカリ」が74.1%と最も多く、2位が「ラクマ」(18.3%)、3位は「Fril」(12.9%)となった。
また、同調査で「フリマアプリで購入経験がある」と回答した人を対象に、購入したことがある商品を聞いたところ、10代・20代の男性では「エンタメ・ホビー」、「ゲーム」、「本・コミック・マンガ」、30代の男性では「エンタメ・ホビー」、「洋服」、「本・コミック・マンガ」の順となった。女性の10代では「エンタメ・ホビー」、「洋服」、「本・コミック・マンガ」、20代の女性では「洋服」、「エンタメ・ホビー」、「アクセサリー」、30代では「洋服」、「アクセサリー」、「エンタメ・ホビー」だった。
フリマアプリを利用した理由については、「安く買えるから」が50.5%と最も多く、次いで「不要なものが売れるから」が37.9%、「簡単に利用できるから」が36.7%だった。