(株)メルカリは30日、フリマアプリ「メルカリ」がサービス開始から7月2日で4周年を迎えることを記念し、4年間の進化をまとめた「サービス開始4周年記念インフォグラフィック」(6月時点の数値)を公表した。
出品者の60%が購入者
「メルカリ」のダウンロード数は、日本で5000万、アメリカで2500万となり、サービス開始から4年間で計7500万に達していることがわかった。
「ユーザー満足度」(取引後の評価が、最高評価の「よい」となる割合)は98%だった。出品者の60%は購入者でもあり、メルカリに出品して商品を販売した報酬で、メルカリで商品を購入するという、ユーザーがアプリ内で出品・購入するサイクルが機能していることがわかる。
カテゴリー別販売額のシェアは、1位が「レディース」(25.5%)、2位が「エンタメ・ホビー」(17.7%)、3位が「メンズ」(15.3%)、4位が「コスメ・香水・美容」(7.9%)、5位が「家電・スマホ・カメラ」(7.8%)、6位が「スポーツ・レジャー」(5.8%)、7位が「ベビー・キッズ」(5.3%)となった。「レディース」が最もシェアが高いが、突出しているわけではなく、幅広い商品が販売されていることがわかる。
また、売れた商品の約半数は、出品から24時間以内だった。1人のユーザーが1日あたりにチェックする商品数は25点だった。
メルカリが好調な理由としては、出品者の6割が購入者であることから、出品して得た利益で商品を購入するというメルカリ内での消費循環が進んでいること、ファッションだけでなく、幅広い商品が販売されていることが挙げられる。