2017年6月20日、スクウェア・エニックスはMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の最新拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」(以下、紅蓮のリベレーター)をリリースした。
この紅蓮のリベレーターでは、新しいメインストーリーが展開されるほか、新ジョブが追加されるなど見どころが多いのだが、ハードウェア的には必要動作環境と推奨動作環境ともに、前拡張パッケージである「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」(以下、蒼天のイシュガルド)から引き上げられた点も見逃せない。
推奨動作環境が引き上げられた都合上、紅蓮のリベレーターではファイナルファンタジーXIV 推奨PCの見直しが行なわれ、蒼天のイシュガルドのときからスペックアップなどが図られている。そんな中、今回紹介するLenovoのゲーミング向けノートPC「Legion Y720」も紅蓮のリベレーター推奨PCの認定を受けた製品である。果たしてLegion Y720は、紅蓮のリベレーターをどの程度快適にプレイできるのか。早速、サービスが開始された紅蓮のリベレーターにおいて、そのパフォーマンスを探ってみたいと思う。
Core i7-7700HQにGTX 1060 6GBを搭載
ゲーマー向け便利機能のNerve Senseに注目
Legion Y720は、Lenovoが新たにゲーミング向けブランドとして展開するLegionに属する15.6インチのノートPCである。直販モデルとしてCPUに「Core i7-7700HQ」を搭載する「80VR0018JP」と、「Core i5-7300HQ」搭載の「80VR0019JP」の2機種が用意され、今回紹介するのは、前者の80VR0018JPである。
主なスペック | ||
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機種名 | Legion Y720 80VR0018JP | Legion Y720 80VR0019JP |
液晶ディスプレー | 15.6インチ(1920×1080ドット) | |
CPU | Core i7-7700HQ(4コア/8スレッド、2.8~3.8GHz) | Core i5-7300HQ(4コア/4スレッド、2.5~3.5GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1060(6GB) | |
メモリー | 16GB(DDR4 PC4-19200) | |
ストレージ | 256GB SSD(PCIe)+1TB HDD(5400回転) | 128GB SSD(PCIe)+500GB HDD(5400回転) |
通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1 | |
インターフェース | USB3.1 Type-C(Thunderbolt 3、HDMI出力、DisplayPort出力機能付き)、USB3.0×3(ひとつはPowered USB)、HDMI出力、ミニDisplayPort出力、ギガビットLANほか | |
サイズ/重量 | 約380(W)×277(D)×29.9(H)mm/約2.95kg | |
OS | Windows 10 Home(64bit) | |
価格(Eクーポン適用後) | 16万6860円 | 14万9850円 |
どちらのモデルとも、GPUにはゲーミング向けらしく「GeForce GTX 1060(6GB)」を搭載し、高いグラフィックス性能が期待できる。また、80VR0018JPではメインメモリを16GB搭載しているほか、ストレージはNVMe接続された256GBのSSDと1TBのHDDを備え、容量面にも不安はない。