ファーウェイ通信 第49回
家でも外でも、動画でも仕事でも、マルチに力を発揮!
音も映像もスゴい! お手頃10型SIMフリータブ「MediaPad M3 Lite 10」登場
2017年06月09日 11時00分更新
Microsoft Office Mobileで資料をチェック&作成
Bluetoothキーボードの組み合わせで本格的な作業が可能
冒頭でも紹介したが、10型タブレットを自宅でエンタメコンテンツを楽しむだけではもったいない。あらゆる場面で活用が可能だ。
たとえば、M3 Lite 10には、「Microsoft Office Mobile」の各アプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)がプリインストールされているが、Microsoft製だけあって、Officeファイルの互換性は基本的に問題なく、閲覧のみならず、簡単な編集や保存も可能だ。また、PC(Windows、Mac)でOneDriveを用いて、作業中のファイルを同期していると、Microsoft Office Mobileで同じMicrosoftアカウントでログインすることで、すぐにそのファイルにアクセスできる(※Microsoft Office Mobileの商用利用を行なう場合は、法人向け、あるいは一般消費者向けのOffice 365ライセンスの契約が必要となります)。
M3 Lite 10をビジネス用途でより活用するなら、導入を検討してほしいのが、外付けのBluetoothキーボード。ディスプレーに表示するソフトキーボードよりも、テキストの入力が断然楽になる。今回試用したのは、エレコムの「TK-DCP03BK」「TK-FLP01PBK」の2製品。どちらもM3 Lite 10のBluetooth機能をオンにするだけで簡単に接続でき、文字入力が可能になる。
TK-DCP03BKはやや大きめの筐体だが、そのぶんキーのサイズやキーピッチも大きく、タブレットを立てるための溝もあるので、自宅など、頻繁に利用する場所に置きっぱなしにしての利用が便利。さらにトラックボールでカーソルを操作できるので、ウェブブラウザーでリンクをクリックする際などに役立つ。よりノートPC的に使うなら、この製品だ。TK-FLP01PBKはコンパクトな折りたたみ型で、キーボードを入れるケースがスタンド代わりになる。こちらは重量も約230gと軽いので、カバンの中に入れて持ち歩いて使うのが良さそうだ。
タブレットを持ち歩いて、仕事で利用するという意味では、セキュリティーが当然求められる。M3 Lite 10は前面下部にタッチ式の指紋認証センサーを搭載。認識速度もファーウェイ製スマホと同じく非常に高速だ。
仕事とプライベートとの中間という意味では、電子書籍や電子雑誌を外で読むために使ってもいいだろう。仕事や通勤のわずかな空き時間に情報収集することを考えると、スリープから解除したら即インターネットに接続できるLTE版が、筆者的には断然オススメである。格安SIMなどとの組み合わせでぜひ活用してほしい!
フルHDオーバーの解像度に大容量バッテリー
持ちやすさもあって、10型でも“大型”とは感じない
最後にはなるが、M3 Lite 10の基本スペックやデザインについて紹介しておこう。
ディスプレーはフルHDオーバーの解像度(1920×1200ドット)を持つ10.1型液晶。そして、CPUはオクタコアの「MSM8940」(1.4GHz×4+1.1GHz×4)、3GBメモリー、32GBストレージなど。OSはAndroid 7.0/EMUI 5.1。バッテリーは6660mAhとこのサイズのタブレットとしてもかなり大容量。大画面でも十分な時間の利用が可能だ。
手に取って気づくのは、“10型”というサイズよりはずっとコンパクトに思えた点。約7.1mmという薄さや約460gという軽量さもなのだが、同時にファーウェイ製スマホなどではおなじみの丸みを持った側面の処理により、手のひらになじみやすい点も大きな影響を与えているのではないかと感じた。フレームの素材はメタルで、シルバーのシンプルな背面は場所やユーザーを選ばない存在と言える。
★
M3 Lite 10には、SIMフリーのLTEモデルとWi-Fiモデルがあり、市場想定価格はそれぞれ税抜3万5800円と税抜2万9800円となっている。
| ファーウェイ「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 10.1型IPS液晶 |
| 画面解像度 | 1920×1200ドット |
| サイズ | 約240×173×7.1mm |
| 重量 | 約460g |
| CPU | Snapdragon 435(MSM8940) 1.4GHz×4+1.1GHz×4(オクタコア) |
| メモリー | 3GB |
| ストレージ | 32GB |
| 外部ストレージ | microSD(最大128GB) |
| OS | Android 7.0(EMUI 5.1) |
| 対応ネットワーク | LTE:バンド1/3/5/7/8/19/20/38/40/41 W-CDMA:バンド1/2/5/6/8/19 |
| 無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
| カメラ画素数 | リア:800万画素/イン:800万画素 |
| バッテリー容量 | 6660mAh |
| SIM形状 | nanoSIM |
| カラバリ | スペースグレー |
| 価格(税抜) | 3万5800円(LTE版)、2万9800円(Wi-Fi版) |

この連載の記事
-
第255回
sponsored
これぞファーウェイ製スマートウォッチの最高峰! 「HUAWEI WATCH Ultimate 2」レビュー -
第254回
sponsored
ファーウェイのスマートウォッチ最新機種が30%オフは安過ぎ! 旧機種下取りキャンペーンを実際に利用する -
第253回
sponsored
スマートウォッチとゴルフブランドの強力タッグ!?「HONMA✕HUAWEI WATCH GT 6 Pro」のゴルフ機能を実際のラウンドで試す -
第252回
sponsored
1万円台前半で強力ノイキャンな高コスパイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」レビュー -
第251回
sponsored
バッテリー持ちはついに21日間 スマートウォッチ界の定番がさらに進化! ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」レビュー -
第250回
sponsored
【徹底解説】登山の楽しさ大幅UP! ファーウェイ製スマートウォッチのルートナビ機能使いこなし術 -
第249回
sponsored
6000円台のお手頃価格なのに「カナル型+ノイキャン+最大50時間」! 注目の新イヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC」 -
第248回
sponsored
iPhone&ファーウェイ製イヤホンがさらに便利になる! iOS用「HUAWEI Audio Connect」解説 -
第247回
sponsored
実はファンが多いインナーイヤー型イヤホンって何!? カナル型とどこが違う? ワイヤレスイヤホンの選び方 -
第246回
sponsored
【買いはコレ】高機能で人気のスマートウォッチ&イヤホン、プライムデーでファーウェイ製品を狙う! -
第245回
sponsored
充電は1日1回? 画面は四角いのだけ? そんなことありません! スマートウォッチデビューはファーウェイが◎ - この連載の一覧へ
