『G-GEAR note N1564J-710/T』、価格は14万2344円
15万円アンダーで買えるGTX 1050Ti搭載ゲーミングノートPCの実力を探る
2017年06月28日 11時00分更新
価格を抑えてゲームしたいなら、GTX 1050Ti搭載ノートが有力な選択肢!
ゲーミングノートPCにおけるスタンダードといえば、15.6インチ液晶搭載モデルである。筐体が大きめで冷却構造を組み込みやすく、持ち運びも短距離ならば可能。移動手段によっては出先にまで持ち込みでき、それでいてデスクトップPCに迫る性能の高さという点から、13.3インチ液晶のモバイルノートPCとはまた違った進化を続けるカテゴリーと言えるだろう。
最新のNVIDIA製ノート向けGPUは軒並み性能が向上しており、デスクトップ向けシリーズと大きな性能差がなくなってきた。性能差を理由にゲーミングノートPCを避ける必要はなくなったが、どのGPUを搭載したノートPCを選ぶかは悩ましいところだ。ひとつの選択基準として値段が挙げられると思うが、ミドルクラスのGTX 1060以上搭載のノートPCだと、税込価格は15万円を超えてきてしまう。
性能はそこそこでなるべく価格を抑えたい場合、エントリーミドルのGTX 1050Ti搭載ノートPCが現実的な選択肢となるだろう。エントリークラスとはいえ、MO・MMOなどのオンラインゲームや中負荷のPCゲームであれば設定を上げても動かせてしまうため、そうしたゲームをメインにプレイしているといった人にはオススメだ。
今回は、ゲーミングノートPCのなかでも価格と性能のバランスのいい『G-GEAR note N1564J-710/T』の外観や性能をチェックしていく。
『G-GEAR note N1564J-710/T』の主なスペック | |
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CPU | Core i7-7700HQ(4コア/8スレッド、2.4~3.8GHz) |
OS | Windows 10 Home |
メモリー | 8GB(DDR4、2400MHz) |
ディスプレー | 15.6インチ フルHD(1920×1080ドット、141.2dpi)、ノングレア、タッチ非対応 |
グラフィックス | GeForce GTX 1050Ti |
ストレージ | 240GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0(Type-C)、USB 3.0×2、USB2.0、Mini DisplayPort 1.2出力端子×2、HDMI出力端子、SDカードリーダー、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、有線LAN端子 |
本体寸法 | およそ幅378×奥行き267×高さ25.9mm |
重量 | およそ2.3kg |
販売価格 | 14万2344円(税込) |
ソツのない筐体を採用
まずは製品の外観を見ていこう。本体サイズは折りたたみ時378mmx267mmx26.9mm、重量約2.3kg。バッテリー動作時間は約4.5時間とカタログスペックにあるが、ゲームをプレイした場合は2時間動けばいいほうであるため、自室からリビングへ移動するといった際の予備電源くらいに思っておくといい。ともあれ、ある程度の置き場所は必要になる。