A4クリアファイルよりも若干小さいバッグにジャストフィットするサイズ
「LIFEBOOK WU2/B1」の本体サイズは、およそ幅309×奥行き212.5×高さ15.5mm。これは身近なものでいうと、A4サイズに近い。実際にLIFEBOOK WU2/B1とA4対応のクリアファイルを重ねてみると、A4用紙よりは長辺側が大きいものの、A4ファイルと比較すると長辺・短辺ともに小さいことがわかる。
重量の面では人によって許容できる重さに違いがあるため、もっと重い端末でも平気で持ち運べるという人も多いだろう。しかしこのフットプリントの小ささ、ちょうどよさというのは見逃せない。多くのビジネスバッグはA4サイズを快適に持ち運べるようにできているわけで、そこにLIFEBOOK WU2/B1はすっぽりと収まるのだ。
本体に余計な突起や傾斜もないため出し入れにもひっかかりがない。変に小さいよりも、このぴったりサイズならば隣に配置した書類や本がゆがむようなこともなく、綺麗に持ち運べるだろう。
バッテリーでの利用可能時間については、電源プランを「高パフォーマンス」にした上で、画面輝度を最大に設定。さらに計測ツール「BBench」でキーストローク/ウェブ巡回ともにありとした結果、2時間13分4秒使い続けることができた。
これはインターネットに接続した上で常にタイピングとブラウジングを続けるという状態を想定した設定なので、非常に高負荷な状態でも2時間以上しっかり使えるということがわかる。実際の利用時には画面輝度等を調整することで、さらに長時間利用が可能になるはずだ。
反射のないディスプレーは外出先でも大活躍!
外出時にカフェなどが確保できればよいが、屋外で利用したいこともあるだろう。そんな時に気になるのが、ディスプレーの視認性だ。LIFEBOOK WU2/B1は、表面に光沢のないノングレアタイプのパネルを採用しているため、屋内では照明の映り込みなどが少ないほか、これは屋外利用時にも効果があった。
よく晴れた日の午後、木陰になる程度のベンチに本体を置いてみたが、光の反射やちらつきはほとんど気にならない。またディスプレー輝度も40%程度で十分な明るさが感じられ、使う場所によって見づらくて作業ができないということはなさそうだった。
また、ディスプレー輝度を10%まで下げたときも、予想以上にしっかりと文字等を読み取ることができた。もちろん暗く感じられるのだが、白背景に黒い文字のドキュメントを作成する場合などには不自由を感じないだろうレベルだ。外出先でバッテリーを節約しながら作業したい時にも、あまり環境を考えずに利用できそうなのがうれしい。
LIFEBOOK WU2/B1の主なスペック | |
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機種名 | LIFEBOOK WU2/B1 |
CPU | Core i5-7200U(2.5GHz)/Core i7-7500U(2.7GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
メモリー | 4GB/8GB/12GB |
ストレージ | 約128GB SSD/約256GB SSD/約512GB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット)、ノングレア |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1 |
内蔵ドライブ | ー |
インターフェース | USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子×2、HDMI端子、マイク/ヘッドフォンコンボジャック、SDカードスロット、Ethernet端子など |
サイズ/重量 | およそ幅309×奥行212.5×高さ15.5mm/約767~916g |