データ分析とAI(人工知能)を活用したサービスを展開する(株)メタップスが14日発表した2017年8月期第2四半期(16年9~17年2月)連結決算(国際会計基準)は、売上高が前年同期比101.2%増の63億1800万円、営業利益が3億8300万円(前年同期は2億8600万円の営業損失)、四半期利益は2億7100万円(前年同期は4億200万円の損失)となった。
オンライン決済「SPIKE」が好調
既存サービスが堅調に推移したことに加え、ファイナンス関連サービスが寄与し、グループ全体の営業黒字化を第1四半期連結累計期間から継続して実現した。
オンライン決済サービス「SPIKE」などのファイナンス関連サービスが好調で、同期の売上高の約4割を占めた。アプリ収益化プラットフォーム「metaps」は、9~翌2月の業績は例年弱含む傾向があり、同期も例年通りとなったが、下記に向けて徐々に業績が改善する見通し。通期業績予測では、売上高180億円、営業利益は7億円の黒字を見込んでいる。