VRゲーム開発のよむネコは、gumiが同社の株式を取得したことにより、gumiの持分法適用会社、グループ会社になったと発表した。また、gumiの代表取締役社長である國光 宏尚氏がよむネコの取締役会長(非常勤)に就任した。
よむネコは、gumiの連結子会社であるTokyo VR Startups社において2016年1月〜6月に実施された、日本初のVRに特化したインキュベーショプログラムの第1期生としてVRゲームを開発し、2016年12月にはPC用VRヘッドセットOculus Riftのハンドコントローラー、Oculus TouchのローンチタイトルとしてVR脱出ゲーム「エニグマスフィア〜透明球の謎〜」をリリースした。
また、今月より、CAセガジョイポリスが運営する梅田ジョイポリスにて、アーケード版「エニグマスフィア」の稼働を開始するなど、VRゲーム市場のトップランナーとして実績を重ねてきている。
今回のグループ会社化は、よむネコにとっては、モバイルゲーム業界において数多くの実績を有し、世界的な配信網を構築しているgumiとの戦略的連携をとることにより、開発体制の強化および国内外に向けたプロモーション体勢を構築する。そうして、「世界で勝てるVRゲームを開発する」という大きな目標の実現を目指すとのことだ。