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理研、東芝・NEC・富士通とAI研究センターを開設

2017年03月13日 03時08分更新

記事提供:通販通信

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 国立研究開発法人理化学研究所は10日、(株)東芝・日本電気(株)(NEC)・富士通(株)の3社と、人工知能を活用して社会科課題の解決に取り組む「革新知能統合研究センター(理研AIP)」の連携センターを4月1日に開設すると発表した。

 理研AIPは2016年4月に設立され、人工知能基盤技術を開発するための研究体制を整備してきた。今回は研究開発成果の実用化を加速させるため、3社と研究テーマや実施計画などを議論し、理研AIP(東京都中央区)内に、それぞれの連携センターを開設する。

 「理研AIP-NEC連携センター」では、災害・事故・事件などの頻度の低い事象を認識できる基盤技術や、事故予兆を発見した人の意思決定に役立つ基盤技術、複数のAI間での自動交渉を支援する基盤技術の確立を目指す。

 「理研AIP-東芝連携センター」では、プラント生産性向上、知的生産性向上、などの研究に取り組む。複雑化する製造工場・社会インフラで「革新的生産性を実現する自立学習AI(自ら学ぶAI)」の確立に向けた研究を推進する。

 「理研AIP-富士通連携センター」では、「想定外を想定するAI技術」を研究テーマに、共同研究を行う。

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