(株)ウケトルは8日、通販サイトで購入した商品の追跡・再配達依頼ができるアプリ「ウケトル」の利用により、約1年間で不在配達率を1割削減したと発表した。
「ウケトル」は2016年に無料配信を開始し、現在は10万人以上にユーザーが拡大した。サービス開始からのデータを分析したところ、不在配達率が約1割削減した。再配達削減により、宅配ドライバーへの負担を軽減することが実証できたことから、同社では「宅配ドライバーさん感謝&応援ツーウィーク」を開始。アプリから「友達にシェア」をしてダウンロードに至った場合、紹介した人とされた人にプレミアム機能の延長が適用される。
「ウケトル」はヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の荷物に対応し、利用者が購入した商品を追跡して配達中の荷物がどこにあるのかを表示する無料アプリ。Amazon・楽天市場などのネットショップとアカウントを連携すれば、商品の追跡が自動化する。また、急用で外出した際などは、すぐに再配達依頼ができるため、再配達の抑制効果が期待されている。