レノボ・ジャパンは2月17日、2016年12月31日を末日とするレノボグループの第3四半期業績を発表した。
同四半期の売上は、前年同期比6%減となる122億USドル。第3四半期の税引前利益は、前年同期比68%減となる1億100万USドル。純利益は、前年同期比67%減となる9800万USドルだった。
レノボの主要3事業(データセンター、モバイルデバイス、PCおよびスマートデバイス)は、いずれも低成長もしくは前年比で横ばいとなった。
第3四半期の営業利益は、前年同期比64%減となる1億3800万USドル。
レノボの会長兼CEO、ヤン・ヤンチンは「マクロ経済の不透明感が続き、当社の新しい2事業が依然として過渡期にある中で、当四半期のレノボは手堅い業績を上げました。PC事業は引き続き力強く、モバイル事業は着実な進展を見せ、データセンター事業は新たに明確な改善計画の下で動き始めています。モバイルおよびデータセンターという2つの新しい成長エンジンが中核事業(コアコンピタンス)に育つまでには時間が掛かりますが、当社ではこれら2事業がいずれは損益分岐点を越えて、収益力を伴う成長を果たすものと確信しています」と、述べた。