ベンチマーク等で紹介、ブラウジング&動画再生もストレスなし
日常利用には十分な実力あり! 4万円台iiyama15.6型ノートの性能を知る
2017年02月13日 09時00分更新
15.6型ディスプレー搭載のノートPCであるユニットコムの「Stl-15HP033-C-CEM」は、直販価格が3万9980円(税別)という超お手頃価格モデルだ。もちろんその分、性能は少々抑えめになっているが、日常的な利用には十分対応できる力を持っている。その実力をベンチマーク等で紹介しよう。
ブラウジング等のライトな利用には問題なし
「Stl-15HP033-C-CEM」はCPUにCeleron N3160を採用している。メモリーは4GBで、ストレージは500GB HDDを搭載している。グラフィックス機能はCPU統合のインテル HD グラフィックス 400だ。
CPUとメモリーの組み合わせは、手頃な価格で販売されるノートPCとしてはよくあるものだ。ストレージがHDDということで、Windowsの起動の速さなどよりも記憶容量の大きさを優先したい人向けの構成といえるだろう。
この構成でどの程度の実力があるのか、まずはWindowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT.exe」の実行結果を、Windowsエクスペリエンスインデックスの形式で紹介しよう。
「プロセッサ」の値が「6.7」、「メモリ」の値が「5.9」というのは悪くないスコアだ。「プライマリハードディスク」もHDD搭載モデルとしては標準的な「5.9」というスコアが出ている。低く出たのは「グラフィックス」の「4.5」だが、CPU統合のインテル HD グラフィックス 400採用モデルとしては悪くないので、ブラウジングなどの一般的な利用については特に問題のない範囲だ。
ブラウジング&動画再生もストレスなし
実際の利用感はどうなのか、ブラウザーを利用して、一般的なブラウジングと動画再生時のCPU負荷について検証してみた。
まずASCII.jpのトップページを表示してみたところ、ブラウザー起動の瞬間に一旦CPU使用率が100%まで跳ね上がるものの、わずかな時間で落ち着いた後は5%以下で推移した。リロードやページ移動のたびに使用率は大きく跳ね上がるが、特に長く待たされたり止まってしまったりというようなことはなかった。
YouTubeでHD動画を再生した場合は、読み込み時を中心に何度かCPU使用率は高くなったが、50%を超えているような状態が続くことはなく、落ち着いている時は10%台の使用率で推移しているようだった。
家庭やオフィスでの一般的な利用といえば、調べ物や読み物のためのブラウジングや動画再生、ドキュメント作成といったところだろう。そのあたりの利用方法ならば特に問題なくこなしてくれる実力があることがわかる。難しいことをするつもりはないから手頃な価格で購入できるマシンが欲しいという人にオススメのモデルだ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | Stl-15HP033-C-CEM |
CPU | Celeron N3160(1.6GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 400 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 500GB HDD |
ディスプレー | 15.6型(1366×768ドット)、グレア液晶 |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n) |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、マイク端子、ヘッドフォン端子、Ethernet端子、SDカードリーダー |
サイズ/重量 | およそ幅374×奥行258.5×たかあ22.8mm/約2.2kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |